貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

仏像鑑賞

2006年03月13日 | Weblog
2006年 3月10日 (雨)
 
  春の雨 清水寺の 菩薩拝む 

冷たい雨の中横浜へ出かけました。 目的は二つあります。
午前中は、今月末に教室で行う「プリザーブフラワーで作る三角ケーキ」の材料を買いに行きます。
美味しそうな、食べたくなるケーキが出来る様 花を選びます。

  プリザーブ 深紅の薔薇の 鮮やかさ

午後は「そごう美術館」。ほんまの清水さん知ってはる?の「清水寺」展です。
仏像との縁は中学生の頃からだとおもいます。

  遠き春 修学旅行の 寺巡り

最近は、仏像の拝観が楽しく嬉しくなります。細かく鑑賞するには、いぜん受講した金沢文庫の「日本美術史」講座が役に立っていますが、とにかくどんな仏像でも会えると思うと嬉しくなります、これが癒し効果と言うものなのでしょうか。

   なにがどう 答えられない 浅き春

私は何もかもを頭の中に叩き込んで覚えられるタイプではないので、無理をせず、「思いがけず」とか「たしかどこかで」と 偶然や出会いを大切にし、そこへ導かれたことへ感謝し、心の内で手を合わせます。

   ある春の 湧く雲の様 消える様



俵 宗達の「風神雷神図屏風」で知られている、 風の神・雷の神に逢えました。
「清水寺展」では他に沢山の素晴らしい仏像に逢えて、嬉しかったです。
なかでも「坂上田村麻呂公画像」は、昨年旅をした「奥の細道」の国府多賀城跡や、平泉の達谷窟に関係がありますので、懐かしく感じました。
   
   またいつか 何処であうか 望む春 


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1 コメント

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清水寺展 (智紅)
2006-03-17 12:56:21
春の嵐に梅が舞い、朝夕は沈丁花が香ってきましたね。

私も母と一緒に、横浜そごうで行われている「京都 清水寺展」に行ってきました。

入り口で大黒様に出迎えられ、数々の仏像と対面をして来ました。清水寺には二度行った事があり、京都でもお会いしている仏像ですが、横浜でまた会うことが出来、私の心の中まで見渡されているようで、また違ったような雰囲気のように感じました。仏像の事は詳しくわからないのですが、仏像の前に立ったときの、何とも言えない空気に身が締まります。

来週辺り、桜の開花が聞かれそうですが、花冷えの言葉もありますので、お体には気を付けて下さい。
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