貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

コクリコ坂から

2011年09月15日 | Weblog
近頃では携帯のおかげで、長い間相手を待っている人は少ないですよね。
私は待ち合わせた時間にメール入れることにしていますが?

先日手違いで30分待つ間、駅の案内板から下写真の「コクリコ坂から」横浜ガイドをみつけました。

生れも育ちも横浜の私はこのアニメ映画に関心がありましたが、このガイドブックをみて・・

よけい興味がわき、早速映画館にいきました。

       異国風コクリコ坂の丘に吹き

 

       古館秋空と海窓越しに

このガイドには、松尾芭蕉の俳諧用語「不易流行」と言う言葉がのっています。

芭蕉 曰く「不易と流行は、共に風雅の誠からでるものであるから、根元においてはーである」 
 ということのようです。

私は 充分理解出来ないので、よい短詩、五七五が出来ないのかな?  理解出来たとしても、ダメ・・・反省でーす

        待つことの心の形鱗雲

この映画では懐かしいおもいでが一つ一つ甦り、淡い恋も重ねつつ、あの坂を何回 上り下りしたことか・・・・

        グミの丘遥かに浮かぶ外国船

私はアートフラワーを長くしていますがコクリコとポピーは分けています。
ポピーはいわゆる花屋でみかける、白・黄色・オレンジ・ピンク・赤で、
コクリコは真赤ではなびらの元のほうに黒が入る原種です。

山手の丘ではコクリコはあまりみかけません、でもなんとなく題名には 合っている気がします。

あの頃は 山手の丘に女学校が5校あり、女子が自由にのびのび学園生活を楽しんでいた気がします。
この物語は架空なので良しですが。    男女共学はインターナショナルスクールです。            

         芒風失恋涙女学生