貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

奥の細道ー市振

2006年10月28日 | Weblog
親不知・子不知の岩壁に建つ観光ホテルに泊まりました。
芭蕉は一日かけて、この北国一の難所「如砥如矢」(とのごとくやのごとし)の海岸線を歩いたのですよね。考えられません、今は浸食されて通れませんが、金沢藩の参勤交代三千人もこの道を通ったようです。
     
      見下ろして 見上げて難所 天下の険

夏は穏やかな海です、冬や波が高いときは、親や子にかまけていられないほどの難所です。山では今もヒスイが採れるようですが、熊も鹿もいて危険です。
天険を無事通り抜け、ほっとして海道の松をみます。(芭蕉も見たことでしょう)
        

     越中に 松迎えられ 秋街道
少し行くと芭蕉の宿した桔梗屋跡と関所跡があり、ここまでが越後です。
 


私も難所を乗り越えたようなきがして、ホットしました。
ここからー貴美華の巡る奥の細道ーです、市振から黒部・宇奈月・欅平へ寄り道します。