仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

韓国時代劇とラジオドラマ『古事記』

2005-10-30 03:12:20 | テレビの龍韜
チャングムの誓い』が地上波でも観られるようになった。BSでの放送に乗り遅れた私は、喜び勇んでDVD録画している次第。
木曜、S大学の講師室で、韓国出身の先生方と、なぜか『チャングム』の話になる。新大久保駅の近くに、5000円ほどで、李朝の宮廷料理を食べさせてくれるお店があるらしい。以前、増尾さんに連れていってもらったことがあるけれど、確かにあの界隈には韓国料理のお店が多い(増尾さんとご一緒したのは、当然安くてたくさん食べられる屋台料理のお店)。こんど探して行ってみましょうかね。
しかし、テレビで観ていると、あれこそ宮廷料理だという気がします。当然のごとく、同時代の天皇は、あんな豪華なもの食べていません(将軍家はどうだったのかな?)。

BSでの『チャングム』の放送は、先日めでたく(?)終了。来週からは韓国製武侠アクション、『チェオクの剣』が始まるようです。本家本元、中国の『笑傲江湖』や『天龍八部』なんかもやってくれないかなあ(かなり場当たり的、絶対全体の構成を考えながら作っていない物語ですけどね。それこそ金庸、というべきでしょうか)。それから、今週の3日には、NHKFMで『古事記』のラジオドラマが放送されるみたいですね。稗田阿礼が戸田恵子(女性説ですね)、太安万侶が石坂浩二、藤原不比等が江守徹。今回は「神代篇」で、来年が「ヤマトタケル篇」、再来年が「雷帝篇」と、3年連続で製作されるそうです。理知的な安万侶が、次第しだいに阿礼の語りの世界に引き込まれて……という内容らしいですが、音声劇は映像より自由度があるので楽しみです。こちらの想像力もかきたてられますしね(それにしても「雷帝」って?)。
録音せねば、と思うと同時に、進んだAV環境を手に入れながら、FMのCD録音さえできない状態であるのに気づきました。今さら、テープやMDには録りたくないなあ。PC用のチューナー買ってこようかな。
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