く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<唐戸市場> 新鮮・格安! 寿司、海鮮丼、ふく汁…

2018年08月05日 | 旅・想い出写真館

【観光客の人気集める週末の「活きいき馬関街」】

 〝関門の台所〟といわれる山口県下関市の地方卸売市場「唐戸(からと)市場」。食のプロだけでなく一般向けにも小売りをする全国でも珍しい市場として知られるが、ここで週末に開かれる「活きいき馬関街(ばかんがい)」が観光客の人気を集めている。とれとれのネタを使った新鮮なにぎりや海鮮丼などをその場で味わえるとあって、大勢の観光客で毎回大賑わい。外国人観光客の姿も目立ち、今や関門観光の目玉の一つになっている。

 「活きいき馬関街」(馬関は昔の下関の呼び名)は新鮮な魚介をリーズナブルな価格で味わってもらおうと2002年にスタートした。原則として金~土曜は午前10時~午後3時、日曜と祝日は午前8時~午後3時に開いている。開催日には市場内の中央通路を挟んで左右に20店舗ほどが出店し、各店自慢のにぎり寿司や海鮮丼、揚げ物などが並ぶ。

 

 寿司ネタは多種多彩。もちろん下関を代表する味覚フグのにぎりも。下関ではフグは「不遇」に通じるとして福を招くように「フク」と呼ぶ。ほとんどの店が1貫単位で販売している。単価は100円から。客は受け取ったトレイに好みの寿司を載せて精算してもらう。別の店で気に入った寿司があれば同じトレイに載せることもできる。まさに寿司バイキング。鮮度抜群のカラフル寿司が並ぶ様子は圧巻そのものでまるで〝寿司のテーマパーク〟のようだった。

 

 市場内の1階と2階に飲食スペースが設けられているほか、屋上の芝生広場や海側で関門海峡を眺めながら買った寿司などを味わうことができる。市場を訪ねてからちょうど1週間。その時食べたのは海鮮丼にウナギ2貫とフグの唐揚げ、それにビール2缶。だけど今もずらりと並ぶ新鮮な寿司ネタの数々が目に焼きついて離れない。また行きたい! その時にはトレイで寿司を1貫ずつ選んで、食べ忘れた〝ふく汁〟もぜひ食してみたい。

 


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