く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<中島みゆき> ライブ映像をたっぷり2時間!

2021年02月12日 | メモ

【コロナ禍でとんとご無沙汰のカラオケ店へ】

 数年前から暇を見つけてはカラオケ通いを続けてきた。ところがこの新型コロナウイルスのせいで昨春以降はほとんど巣籠もり状態。外出も図書館や書店、DVDのレンタル店、それに食品スーパーと近隣ばかりで、カラオケ店はすっかりご無沙汰していた。そこで祝日の2月11日久しぶりの一人カラオケに。中島みゆきの歌と映像を存分に堪能してきた。

 カラオケ店発行の会員カードのスタンプを数えたら、3年前2018年には20回も通っていた。友人知人との同伴もあったが、ほとんどはお一人様。翌19年は「伊庭の坂下し祭り」(滋賀県東近江市)の見物で不覚にも転倒して足首を骨折。そのため春から秋まで入院やリハビリ、松葉杖生活が続いたが、それでも1年間に12回行っている。

 入院・手術中に同年輩のKさんと“同病相憐れむ”仲に。退院後も見舞いを兼ね度々拙宅を訪ねてくれ、そのうち彼も大の中島みゆきファンと分かった。彼女のレコードはほとんどそろえているという。そこで19年秋カラオケに初めてご一緒。以来ほぼ2週間に1回のペースで通うようになり、二人カラオケは2020年春3月まで続いた。ところがまさかのコロナ龍来。緊急事態宣言は出るし、志村けんさんや岡江久美子さんは亡くなるし、カラオケ店も一時臨時休業になるわの大騒ぎ。Kさんとはコロナ終息後の再会を約しているのだが……。

 久しぶりの一人カラオケでの選曲はやっぱり中島みゆき。「本人歌唱」の映像をあいうえお順に次々と入れる。「浅い眠り」に続いて「糸」「with」「歌姫」「この空を飛べたら」「時代」「空と君のあいだに」「宇船(そらふね)」「地上の星」「ヘッドライト・テールライト」「麦の唄」など。数えたら21曲もあった。力強く伸びやかな歌唱と味わい深い歌詞、凛とした立ち姿と目力。映像に見入ったり、本人の歌に合わせデュエットしたりするうち2時間があっという間に過ぎた。

 〆の1曲は威勢よく軍歌の「空の神兵」(作詞梅木三郎、作曲高木東六)。作詞家なかにし礼は「(軍歌に多い)七五調で詞を書かない」ことを鉄則とした。多くの兵士が「扇情的な魔性のリズムに追い立てられ死を美化されて死んでいったことを忘れないため」という。この「空の神兵」も七五調。「藍より蒼き大空に大空に たちまち開く百千の 真白き薔薇の花模様 見よ落下傘空に降り 見よ落下傘空を征(ゆ)く 見よ落下傘空を征く」。高峰秀子は生前「涙節はいや。軍歌もだめ。だけど“空の神兵”だけは名曲」と話していたそうだ。

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