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ミステリー作家・綾辻行人の原作で、すでにコミック化、アニメ化されている
人気作の映画化です。
私としてはあまり食指が沸かない作品でしたが、一応見ておこうと映画館へ。
1998年春、15歳の榊原恒一(山崎賢人)は、父の海外転勤期間中だけ、早く
に亡くなった母の実家のある夜見山市の学校へ転校することになりますが、
早々に気胸で入院し、中途半端な時期に転入学します。
症状も無事に回復したある日、病院のエレベーターで眼帯をした美少女と出
会った恒一は、思わず見入ってしまいますが、少女は地下の霊安室の前で
不可解な言葉を残して消えてしまいます。
学校ではクラスのみんなには見えない女子生徒見崎鳴(橋本愛)の存在に気
付きますが、彼女を追いかけようとする度、気胸の発作に襲われるのです。
学校に伝わるタブーを知らずに破った彼に恐怖が襲いかかります・・・。
監督は「オトシモノ」「今日、恋をはじめます」の古澤健で、思い切り恐怖を前
面に出そうとしますが・・・。
この作品の出来については、あまりいい話を聞かないのですが、私も呆れる
くらいの不出来映画です。
脚本・演出・編集・演技のいずれを取っても褒め言葉はあげられませんし、こ
れ以上書く気になりません。
このような作品を今後も出すようなことをすれば、邦画は自らの首を絞める結
果になると思います。
(8/21 キャナルシティ 18日目 10:15の回 16人)