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全米興行記録で「アバター」「タイタニック」に次ぐ第3位の成績だそうです。
宣伝惹句に"日本よ、これが映画だ。"には、いくらなんでも気持ちが逆に引
けましたが見てきました。
国際平和維持組織シールド基地で、世界を破壊する力を持つキューブが極
秘プロジェクトとして進んでいたのですが、このキューブが突如制御不能とな
り、別世界へのワームホールが開いてしまいます。
そこに現われたのは、神の国アスガルトを追放された邪悪な神ロキでした。
そのロキにキューブが渡ってしまい、地球は最大の危機に・・・。
そこで人類の未来を託された7人のドリームチーム「アベンジャーズ」の出番
となるのです。
「アベンジャーズ」の面々は、自ら開発したパワードスーツをまとったアイアン
マンとして戦う発明家のトニー・スターク、70年間の眠りから覚めた伝説の戦
士キャプテン・アメリカ、神の王の息子で神々の国から追放されたソー、怒り
により巨人ハルクに変身する科学者ブルース・バナー、女スパイのブラック・
ウィドウ、エリートエージェントで弓の達人ホークアイの7人。
それぞれの戦いで心に傷を負っていた彼らは、最初の内はチームとして戦う
ことを拒むのですが…。
ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エバンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー
・レナーと、これまでの作品で各キャラクターを演じてきた豪華キャストです。
見どころは最先端のVFXでアクション場面は素晴らしいし、個性的な配役とと
もに中々見応えがあります。でも私の褒め言葉はここまでです。
本作はアイアンマンが主軸になっていますが、各ヒーローの出番は等分にさ
れていて、それがメリハリが減じることに連がっています。
更にアクションを除く話がダラダラしてつまらないので、最初からアイアンマン・
シリーズ特別篇で製作すれば良かったと思います。
エンドロールが終わってヒーローたちが一座になりファーストフードを食べる場
面がありますが、誰もひと言も発しません。
どうしてかは見る者が想像するのが面白味かも知れませんね・・・。
(8/16 TOHOシネマズ 3日目 10:00の回 32人)