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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

続・大映宣伝部 (42) 思い出の年賀状は、坪内ミキ子さん

2020年04月06日 | 日記

       

  最近は外出自粛/自粛で映画館に行く気が萎えているのが一番悲しいことで、暫くは辛抱

  辛抱です。

  さて今回の年賀状の思い出は坪内ミキ子さん。お父さんである坪内士行さんは坪内逍遥の

  お兄さんの子ですので逍遙とは血が繋がっています。またお母さんは宝塚一期生のトップ

  娘役だった雲井浪子ですから、坪内ミキ子さんは毛並が抜群のお嬢さんです。彼女の希望

  は宝塚に入ることでしたが、お母さんが大反対したこともあって断念。早稲田大学を卒業、

  縁があって大映に入社、市川雷蔵の「陽気な殿様」(1962)がデビュー作品で時代劇を中心

  に活躍しました。

  私は撮影所で会ったり、キャンペーンなどで何度か一緒に仕事をしましたが、人柄がいいこ

  とに加えて明るくお茶目でさえあったな~が当時の私の印象です。彼女の結婚相手は我々と

  同じ宣伝部出身で、後に大映レコード室長をやった桜井正伍氏でお二人の新婚旅行は九州で

  した。(ツーショットは新婚旅行中、長崎にて)

  大映倒産後もテレビを中心に活動、更に総務庁の青少年問題審議会委員や更生保護事業振興

  財団の評議員など、幅広い活動されていました。私は「宇津井健を偲ぶ会」で久しぶりお会

  いしましたが、藤村志保や雷蔵夫人と仲良しで、今でも三人は毎日のように電話をしたりし

  ているそうです。

    

    

    

 

 

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マルテンサイト千年 (グローバル・サムライ)
2024-07-23 14:06:30
しかしその効果が発現するSLD-MAGICという材料を作るとき壮絶な苦労があったと聞きます。炭素の結晶ををうまくGIC化させるためにこの特殊鋼はCuとSが添加されていました。これは、教科書的には最もやってはいけない合金設計の組み合わせです。しかしひるむことなく久保田博士はそれを敢行し、巨大な不良の山を築いたらしい。それでもあきらめず、黒字に転嫁したのはなんと6年後であったという。これは赤熱脆性とよばれ鉄鋼技術者が真っ先に嫌う現象で、赤く焼けた巨大な鉄塊が圧延や鍛造中に真っ二つに割れてゆくことである。
 この原因をしぶとく究明してこの材料は実用化されたのがその舞台裏である。
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