今作品は、スピルバーグが製作、J.J.エイブラムスが監督・脚本を担当
した最新作です。
一種の話題作りのためでしょうか内容が撮影中からベールに包まれ、謎
めいた予告編のみが先行公開されていて、私もそれに乗っかって期待し
ていた一人でした。
1979年のオハイオ州のある町が背景です。
それぞれユニークな６人の子供たちが、家庭用８ミリフイルム「スーパー
８」で自主制作のゾンビ映画を撮っているところから物語は始まります。
子供たちは映画を撮っている最中に偶然貨物列車の脱線爆発事故を目
撃することになるのですが、その列車には何か想像もつかない重要なモノ
が積まれていたのです。
列車事故後、なぜか一斉に町から全ての犬が逃げ出し、大勢の軍隊が
町を包囲し、「エリア51」といったキーワードが散りばめられています・・・。
と、このあたりまでは次の展開は???どうなるか・・・と、列車事故の描写が
迫力があるし壮絶だし興味深々で見ました。
そして重要なモノが何かが判ると途端に物語に新味が失せて、正直言っ
て興味半減となります。
しかしエンドロールが実に面白いのでこの作品はこのラストシーンに大い
に救われることにもなるのです。お時間があったらご覧ください・・・。
