映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

イタリアの旅 ( 10 ) ~ ローマ ・後編 ~

2011年07月18日 | 日記

     イタリアの旅は去年の年末だったので、旅の日記は半年以上もかかった
     ことになります。
     今回がいよいよ最後なので遅れ遅れになったことのお詫びを申し上げる
     と共に、今回の旅日記の最終回なので読んでいただけると幸いです。


     イタリアの旅はミラノから始まり、ベローナ~メストレ~ベネチア~チヴィタ・
     ヴァーニョレッジョ~ポンペイ~ナポリ~ローマと巡ってきました。
     それぞれの街の印象はその都度書いてきましたので割愛しますが、最近
     私が見た映画の背景になった場所がいくつかあって、同じ映画を見ながら
     現地に行っているため、より一層の感動を受けて良かったと思っています。
     それは「ツーリスト」のベネチア、「ジュリエットからの手紙」のベローナ、
     「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」のローマとミラノでした・・・。

   

     今日の日記はローマ市内の「トレビの泉」からスタートです。
     「ローマの休日」王女が雑踏を楽しみながら通り過ぎた場所であり、泉の
     横にある美容室で髪を短く切ってもらうシーンもありました。
     その美容室は今では移転してありません。
     トレヴィとは三叉路の意味ですが、この噴水はバロック芸術の最高傑作と
     いわれています。泉に背を向けてコインを1枚投げ入れるとローマ再訪が
     叶うという有名な言い伝えがあります。


     次はここからあまり遠くない所にあるスペイン広場とスペイン階段ですが、
     私が行った日は1年に一回ローマ法王が自らこの場所を訪れるという特別
     の日で、世界中から集まった信者たちでこの界隈は説明しにくい程の人出
     でして、それこそ貴重な体験となりました。
     写真にあるトラヤヌスの記念塔のテッペンに飾られた花輪を取り替える行
     事だそうで、法皇は塔の下で消防士に新しい花束を渡して登ってもらう儀
     式だそうです。


     スペイン広場は17世紀にスペイン大使館があったのでこの名前がついたの
     だそうです。
     スペイン階段は広場に隣接した137段の大階段で、1720年に建造されたも
     のです。
     「ローマの休日」ではここで王女がジェラーとを口にする場面がありますが、
     現在は飲食は禁止になっています。


     いくら書いてもキリがありませんので、後は街の風景などを写真でご覧いた
     だきたいのですが、2500年に及んで蓄積された地籍や芸術作品が街中に
     展示されたかのような永遠の都ローマでした。
     かくして世界の人々がイタリアに憧れて集まってくるのです。私もトレヴィ
     の泉にコインを投げ入れて祈りました・・・。また再びイタリアに、そしてローマ
     を訪れたい・・・私のささやかな望みが叶いますように・・・。(完)

  
   トレヴィの泉で私もコインを           トレヴィの泉の周辺で華を売る男

  
   スペイン広場の階段で私(一番前)        階段を登り切ったところです

  
   凄い人の波なので警官も出動         とにかく街は凄い人出でした

       
     トラヤヌス記念塔の全景です    塔のてっぺん、花輪がみえますか?
 
  
     街で見かけた陽気な絵描きさん      ローマにも社会的弱者がいました・・・


コメント
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