kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

ねむの木の花

2011年10月15日 | 植物
10月半ばになるというのに、真っ赤な、ねむの木の花が咲いていた。
以前にも書いたことがあるのだが、すっかり忘れてしまった。
で、調べようと思ったら、「たくさんのサイトがあるのに、ねむの木学園を開けてくださってありがとう。2011年で44年になります」とあった。
今年、1月、職員らによって、銀行口座から、約5億円を引き出された事件があったが、支援してくれる人々のおかげで、ちゃんと続いているのだ。

50年ほど前、学園の敷地を探しに現在地を訪れた時、ねむの木の花が咲いていたという。
園長の宮城まり子さん、御年84歳。
腰椎を痛めて車椅子のようだが、新たに、障害者はもとより、健常者ともに文化的な生活をおくれるコミュニティ「ねむの木村」を建設した。
漢字で「合歓の木」と書くが、中国では、夫婦円満を象徴するそうだ。
夫婦だけでなく、老若男女が「合歓」となれば、この木の名前が、さらに生きてくる。

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6 コメント

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Unknown (ハイジおばさん)
2011-10-16 08:46:58
美しいですねえ。この年にしてはじめて見るような気がします。
大きさはどの位あるのですか?なによりも写真の腕が良いのでしょうね。
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♪この木なんの木 気になる木 (kazu)
2011-10-16 22:13:52
ハイジおばさんへ
日立グループのTVCMご覧になったありませんか。ハワイ・オアフ島の公園で撮影したものです。あれも合歓の木に似たアメリカネムノキ(モンキーポッド)。
家の近所のものは、さほど大きくありません。
夜になると、葉を閉じて垂れ下がるので、眠っているように見える。で、眠むの木という説もあるようです。
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こんなに美しい花だった? (杉並のもぐら )
2011-10-16 23:15:49
子供時代から見慣れていた筈なのに花をしっかり見ていなかったので、この写真の花を見ても合歓の木の花とは知りませんでした。子供の時は背が低いので高い木の枝に咲いた花がみえなかったのかしら? それとも写真の腕前かな?


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接写のおかげ (kazu)
2011-10-17 00:06:23
杉並のもぐらさんへ。
通りすがりで見ていたのなら、
「赤い花が咲いてるな」程度のことかもしれません。
こんなにきれいに見えるのは、拙者(!)のレンズのおかげです。

ところで、ねむの木学園の園長、宮城まり子さん、ちょっと先輩ですね。

障害者の才能を伸ばす施設を作るきっかけは、自らが51年前、脳性麻痺のこどもの役をしたことだったそうです。

故吉行淳之介氏とのつながりもすごいけど、ポリシーを貫く意志も、いちずですね。
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燃えるような赤ですね (ヒョヒメメ)
2011-10-21 13:42:34
女声合唱曲に「合歓の花」という名曲があります。「あなたは疲れた、お眠りなさい、と言うように合歓の花の咲く夕べ、夢のような夕べ」で始まり「あれは優しい淡い花、夢のような花」と続きます。淡いピンクでふちがちょっと赤みがさすのがよく目にした合歓の花でした。これは…南国の夜のハワイアンのようですね。日本も熱帯化しつつあるので流れとしてはこうなっていくのかな。
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赤は昼、夜は白 (kazu)
2011-10-21 23:51:40
ヒョヒメメさんへ
コメントありがとうございます。
コーラスの話で、どなたか分かりました。
これからもよろしくお願いします。

調べたら、この赤は園芸品種のようです。ご指摘のように、白からピンクのグラデーションの花が一般的。
普通、花は上を向いてますが、この品種は、下向きに咲くようです。他に白もあり、こちらはギンネムと呼ばれます。
赤は昼咲き、白は夜咲く、というのも不思議です。
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