kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

ホタルがいなければ遊びようがない。

2014年06月13日 | 
ホタルブクロ。
昔、子どもたちがこの花にホタルを入れて遊んだ…。
それが和名の由来だという。

今や、東京では、目白・ホテル椿山荘の庭園などでしか見られなくなった。
ホテルでホタルなんてシャレにもならない。

中国の東晋時代、後に朝廷の高官になった人が、子どもの頃、家が貧しくて灯をともす油も買えなかった。
で、ホタルを集めてその明りで勉強をしたという。

♪ホタルの光、窓の雪、書読む月日、重ねつつ

ああ、蛍光灯の下でも、まったく勉強しなかったカメラ爺である。
むろん、ホタルブクロで遊んだ記憶もない。

が、もしホタルが身近にいたら、この花に入れて遊んでみたい。
エミール・ガレのテーブルスタンドのように見えるのだろうか。


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1 コメント

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幻想の光 (6944)
2014-06-14 06:51:00
爺のカメラブログはとても勉強になります。
博識(実は薄識)から遠く遊び歩く6944はコメントが追いつきません。

爺は相方と陣容を整えて迫るのですから孤軍奮闘の6944などは粉砕されるのもむべなるかな、です。

ホタルブクロのお話。6944も「蛍雪時代」は故事から離れたところで過ごしたため、いま一つ親近感がありません。あるのはこの花を小型風船とみて、思わず知らず触りたくなる生臭い感覚です。

爺はガレのガラススタンドに話を飛ばしました。もちろんファンです。

もううひとつ関連して青春の思い出を書きます。
「この広い夜空いっぱい 咲く星 を ひとつ残らず あなたにあげる 虹に輝く ガラスにつめて 」です。お金のなかった6944はガラスと言うとこの歌を思い出します。

話を戻しましょう。ホタルブクロは柔らかなガラス袋であります。神秘の光を放つ蛍を詰め、はたまた星を詰め、どこかにいる「あなた」に捧げたいと胸騒ぎを覚えました、

ところで96度のウオッカです。興味津々。13日は陶芸に一日潰したためクラブに行けませんでした。もしIさんに会えればぜひともと考えています。

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