kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

鏝絵って何だ?

2015年10月13日 | アート

「伊豆の長八」なんだか大工の棟梁のような名前だが、
これが漆喰壁の左官職人を超え、独自の漆喰芸術を創出した人とは知らなかった。
西伊豆の松崎町出身、江戸末期から明治にかけ活躍した漆喰彫刻の名工である。

リアリズム、細かな左官道具を駆使した超絶技巧の技は驚嘆せざるを得ない。

油絵や木彫、ブロンズ等ではなく、素材がすべて漆喰であるところが、独特だ。

生誕200年記念の展示だそうだが、街中のビルの一角にある武蔵野市立吉祥寺美術館の企画に拍手である。