kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

昔、ここで芋を売っていたとはねえ

2015年10月02日 | 都市
久々に六本木に出かけた。
交差点にある洋菓子と喫茶のアマンドは健在だった。

そのすぐ隣の坂が、芋洗坂(いもあらいざか)なんて面白い名前であることをはじめて知った。
途中でここに合流するのが饂飩坂(うどんざか)。
どちらも江戸時代の風情を残す名前だ。

ブラタモリならずとも、ネーミングに興味をひかれる。
名前の由来は、芋問屋があったり、饂飩屋があったりと、ごく単純である。

が、もう一つの説は、古来から芋が疱瘡を表わしていて、
疱瘡にかかった子供を水で洗った、というのも、なるほど、と、思わさせられる。

昨今、町名が、変わって、昔の名前がどんどんなくなってしまうのは、ちょっと淋しい。