kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

藤の狂い咲き

2015年08月10日 | 
この夏、庭の藤が、隣の楓に侵食しているので、蔓と葉をばっさり剪定した。
すると、突然花芽をつけ、咲き始めた。
狂い咲きである。
なんで? と思ったら、それなりの植物のメカニズムがあるらしい。

葉を落とし過ぎると、本来なら、翌年に咲かせるために成長抑制ホルモンが花芽に行くはずのものが、届かなくなる。さらに猛暑が続くと、「もう春が来た」と錯覚して花芽をつけるという。

狂い咲きだけに、花期は短い。

出会った後は互いに絡むのかな?

2015年08月10日 | 植物
緑色した蔦ほど爽やかなものはない。
出会いの時の君のようです。

この桜の幹に伸びていく蔦は、いずれ絡み合うのか。
部分を切り取れば、美しいものの、家の壁などにはびこれば、こんな厄介なものはない。

ゆえに、蔦のからまるチャペルで祈りを捧げたことはない。