kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

萌え~と言われてもねえ

2012年07月09日 | 都市
電気街のイメージからかけ離れた、メイドカフェの乱立。
カメラ爺は、つい、なんじゃこれ、と思ってしまう。

最近は、ブームも落ち着いているそうだが、
街角に立ち、チラシを配る女の子達の姿は、
オタク系の若者たちの目を引くのだろうか。

「お帰りなさいご主人様」という言葉程度しか知らないカメラ爺は、
どんなものだろうか、と近づいてチラシをもらった。
「ありがとう」と言って、立ち去ろうとしたら、
「ええっ? 行っちゃうんですか?」

後で、検索したら、コスプレ姿のメイドが、サービスでオムライスにケチャップでいたずら描きしたり、
パスタを混ぜ、息を吹きかけてさましたりするそうだ。
なんだか狂ってる。

街を歩く、奇妙奇天烈なファッションの女の子たちも、
「なんじゃこりゃ」である。
かつて徘徊していた渋谷界隈のガングロよりはましだけど…

幻の万世橋駅

2012年07月09日 | 
ん? 万世橋駅? 聞いたことないな。
そんな事を思いながら、神田・淡路町から秋葉原に向かう昌平橋を渡る。
万世橋方向を望むと、レトロなアーチ型のレンガ壁が続く。

これが、1943年(昭和18)廃駅になった万世橋駅のホームの遺構だ。
いわゆるガード下。
新橋駅あたりは、今も早い時間から赤ちょうちんの飲み屋が繁盛しているが、ここには何もない。
それをJR東日本が、整備し、来年夏から一般公開するという。

万世橋駅は、1912年(明治45)に開業、当時の中央線のターミナル駅だった。
それが2年後、東京駅が開業すると、駅利用者が次第に減少、廃駅になったという。
今でいえば、東北新幹線の東京駅乗入れと似ているかもしれない。

関東大震災で焼失した初代の駅舎は、東京駅を設計した明治の建築家・辰野金吾の設計。
東京駅は、もとの形に復元、秋には公開されるが、
万世橋駅は、旧ホームや階段を整備し回遊できるようにするという。
展望カフェや、屋外デッキも設置されるので、「昔は駅だった」ことを体験できるそうだ。
再開発が進み、様変わりしている秋葉原だが、レトロな新名所になるかもしれない。