kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

「不揃いのミニトマトたち」

2012年07月01日 | 植物
このタイトルでシャレが分かる人は、多分相当の年配者である。
30年近く前、山田太一脚本でヒットしたテレビドラマ「不揃いの林檎たち」。
若々しい中井貴一、時任三郎、柳沢慎吾、国広富之などが出演した。
その後、倉本聡の「北の国から」のように、Ⅳまでつくられたから、記憶にある人もいるかもしれない。
主人公達の落ちこぼれぶりが、妙に共感を持たれたようだ。
現在のように、みんなが閉塞感にとらわれている時代には、とても受け入れられないテーマだろう。

閑話休題。
不揃いのミニトマトたち、である。
園芸に熱心なお隣の家のプランター。
このミニトマト、普通のトマトを矮化させたものと思っていたら、
ある農業試験場で、南米アンデスに育つトマトの原種が、
ミニトマトであることを知って、驚いた。
今や、完熟「桃太郎」といえども、本来のトマトの味が感じられないのに、
ミニトマトは違う。
不揃いであれ、原種に近いものは、プリミティブな味がするのかもしれない。

再び、閑話休題。
わが誕生日である。今日は「うるう秒」で24時間1秒なのだそうだ。
日本では、朝、9時0分0秒の前に、8時59分60秒となる。
だからどうだということないが、昔のうるう月に比べれば、ものすごい精度である。