ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2018年6月3日(日)、万引き家族 😄☀

2018年06月04日 05時30分54秒 | 映画
午前中、畑の草取りや苗を植える。

今年は、我が家の畑に、黄色のズッキーニ、赤、黄色、緑のパブリカ、近所の方に頂いたゴーヤ、オクラ、キュウリと5種類の野菜が所狭しに植わりました。

収穫が楽しみです。

娘は車で出かけたので、一人で自転車に乗って、ヨシズヤ本店のTOHOシネマズで「万引き家族」を見てきました。

第71回カンヌ国際映画祭で、日本人監督の作品として、21年ぶりに最高賞のパルムドールを受賞した作品である。

5分ほど遅れていきましたが、なんとか間に合いました。

血の繋がりの全くない家族が寄り集まって、お婆ちゃんの年金と父親の日雇いの日給と母親のパート代と妹のいかがわしい店のバイトが6人家族収入。

父親が怪我をして働けなくなり、母親がリストラで働けなくなり、子どもたちと父親が万引をしながら、日用品を稼いでいるという最低な家族だけれど、アイロンで火傷した腕を見せ合う親子の思いやりのある言葉の中に、愛情を感じる子供。

おばあちゃんが朝死んでしまって、みんなで穴を掘って埋めてしまった。

息子が妹をかばうために、万引きして、歩道橋から飛び降りて、救急車で運ばれて、家族の存在が明らかになって、母親か一人で罪を認めて家族がバラバラになってしまった。

血のつながりのある家族だけが家族ではない。虐待などで子供たちが被害を受けている現代の家族のあり方が考えさせられる映画であった。

この映画は日本の豊かさの影に潜んでいる日本の底辺の姿を浮き彫りした作品で、なんだか暗い気持ちで家に帰った。

子どもたちの演技が光る作品でもある。これからどのように成長していくのか楽しみてある。「誰も知らない」の男優賞をとった柳楽優弥のように、個性的な俳優になってほしい。

今日の万歩計は、8,990歩でした。

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