台風１５号とツチイナゴ

直撃の様相の台風を心配しながらキーボードを打っている。
ススキや彼岸花をみて、暑いけれど秋模様に脳が切り替わる。
風と雨の音が不安を増長し、明日からの仕事はすべて白紙になりそうだ。
我が家もだいぶ風に揺り動かされるようになってきた。
自然の猛威には何もできないが、むしろ何もしない方が安全で
ニュースを見入る時間が長くなる。

無農薬レモネーディアのビニールハウスが家から８分ほどのところにある。
まるっきり簡易ハウスなので、被害が出る最右翼になる。
周りの環境は多様性にあふれているので、
害虫の天敵もいっぱいでスパイダーハウス化している。
家の近くではキリギリス類が多いが、ここはツチイナゴが多い。
葉の上であそぶツチイナゴの幼虫の顔を接写すると、案外かわいいことに気がつく。
凛とした触角は、とてもスタイリッシュに見えて仕方がない。
これが成虫になったら、もっと狩人らしくなりそうだ。
調べると目の下の黒い模様がトノサマバッタとの見分け方だという。
葛を好んで食べると言うことなので、荒れ地が多いことが密度大に繋がるのだろう。
そういえばもう天ぷらで食べられる葛の花もこの雨で終わりになるはず。
自然の神様、どうか大きく暴れないでください。
今日は一日帽子は脱いでいますから・・・。