かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

アジア聖地巡礼

2011年07月19日 | Books


本書は、2007年に出た時衝動買いした。そして、ミャンマーが載っていないので、何故だ??ということで、まだ読んでいなかった。

今回、ブッダガヤや、ベナレスに行ったので、初めて読んでみた。

13の亜細亜の聖地について、美しい写真付きで、実体験も交えながら、紹介してくれる。聖地によって、強弱はあるが、亜細亜の聖地に興味のある人には、お勧めできる。
特に、インド、ネパール、チベットについては、かなり奥深い見解が示されており、興味深い。

新婚生活は、ネパールだったそうで、インドにも住んでらっしゃったし、ダライラマとお話する機会にも恵まれた。このあたりは、ちらっと訪れただけではわからないことが山ほどある。本書は、その辺も、楽しく、わかりやすく語ってくれる。

本書で、一つ疑問に思ったのは、インドは、暑いと蚊も出ないという件だ。著者は、インドに住んでいたから、嘘ではないと思うが、私の体験だと暑い夜でも蚊は出た。
クーラー付きの部屋だったから?でもクーラー無しでは絶対眠れない暑さだったし。でも、停電ばかりで、クーラーも、ガーガーうるさいから結局眠れず、蚊とも戦うことになってしまった。
筆者の言うとおり、暑い中、クーラーをつけずに、シーツを頭からかぶって寝てしまえば、八方丸く収まるのか?

本書で触れられている13の聖地の内、訪れていないのは、ガンダーラ、ダラムサラ、江南だけになった。ガンダーラは、ちょっと微妙だが、行く気になれば行けるところばかりだ。

まだ入手可能かわからないが、写真集として見るだけでも価値がある。普通に訪れても撮れない写真も満載。その辺は、プロの写真家としての特権を生かしてくれている。
コメント
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