かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

正倉院展 2007 その4 興福寺 VOL.2

2007年10月30日 | Nara ( Japan )


国宝館を満喫した後、中心部に進むと、まずは、東金堂と五重塔が目に入る。元々は、200近いお堂が並んでいたというが、今は、パラパラとお堂が点在しているだけだ。なぜか、脇に控えるように、この二堂は建っている。一体、どういうコンセプトによる配置だったのだろうか。
五重塔は、元々は、730年建立というが、焼けてしまい、その後15世紀に再建された。東金堂は、300円で、中まで入れる。鎌倉時代の十二神将(国宝)が目玉。

そして、その二堂の前に、大きなスペースが広がる。





この辺りでは、(なんと美くし平城京の)710年の平城京遷都から、1300年となる2010年に向け、諸プロジェクトが進んでいるが、ここ興福寺では、中金堂の再建が目玉プロジェクトになっているようだ。
手前にあるのは、中門跡の礎石。そして工事マークの囲いの奥に盛り上がっているのが、発掘された中金堂の礎石で、ここに中金堂が再建される計画。そしてそのまた奥に見えるのが、仮金堂だ。

どのように再建されるのか楽しみだが、なるべく、当時の建物に忠実に再現して欲しい。ちゃんと資金は集まっているのかな?
コメント
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