かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

1250年前のタイムカプセル 正倉院展 2007 その1

2007年10月27日 | Nara ( Japan )
今日は、あまり天気がよくなかったが(関西では、夕方には、晴れてきてきれいな虹が見れた)正倉院展に日帰りで行ってきた。初日。去年は、最終日で、すごい人出だったが、初日でもすごい人出。それでも、ましな方だったそうだ。やはり平日じゃないと、ゆっくり見れないかな?1年に、17日しか公開されない。しかも、毎年数十点。でも、昔は、全く庶民は、見れなかったのだから、ありがたいと思わなくっちゃね!ちなみに、奈良国立博物館のH/P情報によると、朝からずっと混んでるが、午後4時以降は、やや空くようだ。ということは、関東の人は、一泊してね!ということになる。それも、時間と金があればいいっか!





読売旅行の日帰りツアーで行ったのだが、行きの新幹線は、団体特別列車。京都に着いたら、バスが数十台も連ねている。全部正倉院展に行ったかどうかは、知らないが、すごい人気だ。年齢層は、やはり団塊の世代が中心か。ちなみに、団体で行くと、比較的すぐ会場には、入れる。

正倉院展の中身は、H/Pで見て欲しいが、毎度のことながら、Amazing。デリケートな素材で出来たものも含む、当時のトップが手にした品々。ユーラシア大陸各地の影響が、そこここに反映されている。
気にいったのは、月並みだが、羊木臈纈屏風(ひつじきろうけちのびょうぶ)。羊のデザインが、素朴かつ斬新。西域の影響も見られる。猿や、鳥や、小鹿もいる。花せんは、フェルトの敷物だが、1200年以上前のものとは思えないすばらしいデザイン。保存もよい。汲ノ描かれた庶民の生活の様子、絢爛豪華な香炉、当時の人が着た着物.....挙げだしたら切りがない。

壁に沿って展示されている物は、いつもすごく混んでいて見にくいのだが、BOX状の展示箱に入ったものは、目玉のものでも、近くで、じっくり見れる。展示方法を工夫をすれば、もっとストレスレスに見れるような気もするのだが。
コメント
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