かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

おくのほそ道 2007 その21 瑞巌寺

2007年10月22日 | Tohoku ( Japan )

なかなか進まないおくのほそ道2007もいよいよ終盤。先を急ごう。

松島についたら、何度も行ったことがあるのだが、まずはともあれ、瑞巌寺。伊達政宗さんのお寺というイメージがあるが、元々は、平安時代に、慈覚大師さんが開いたという。これで、慈覚大師さんが開いたという四大寺院を制覇。キャンペーン通り、四寺廻廊を達成。
古くは、平安時代、京の雅人のあこがれだった。それから800年後、江戸時代には、芭蕉さんが、おくの細道の旅で、遥々訪れた。そして、そのまた400年後の今、江戸からたった二日で、回れてしまう。恐るべし。



参道は、立派な杉並木だが、脇から行くと、洞窟やら、石碑やらがたくさんあって面白い。これは、松島で獲れる鰻の霊を祀るためのものか。他にもユニークなものがたくさんある。



本堂は、もちろん国宝で、中の部屋を見て回れる。桃山時代の美を結集したような、圧倒的な迫力だ。



隣には、庫裏(くり)と呼ばれる煙出しがユニークな建物があるが、元は、禅宗寺院の台所で、これも国宝。その向かいに宝物館があるが、伊達家ゆかりの宝物が、丁寧に展示され、味わいながら、見ることができる。

そうこうしている内に、いよいよ陽が西に傾いてきた。
最後に、隣にある円通院に行った。正宗公の孫の菩提寺である。



ここで、有名なのは、石庭。松島にある七福神の島を、この庭に現したという。
小振りだが、他にもいろんな庭園があり、訪れる人も少なく、しっとりと味わえるお寺だ。

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