かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

おくのほそ道2007 その19 塩釜から松島へ

2007年10月17日 | Tohoku ( Japan )
芭蕉さんは、塩釜から、船で松島へ向かったらしい。ということで、私も、MARINE GATE SHIOGAMA から、船で、松島に向かうことにした。



松島湾内観光船に乗ったことは何回かあるのだが、塩釜からは乗るのは初めて。松島湾の外洋から入るので、いろいろ見れてこっちの方がいい。
塩釜港近くには、巨大な工場、巨大な魚卸市場、自衛隊の船など、風情には欠けるが、日本の港らしい光景が続く。写真は、火力発電所。



炭酸ガスを多量に放出しているが、言うまでもなく、生活には不可欠の施設。
だんだん、のりの養殖場や、牡蠣の養殖場なども増えてきて、松島らしくなってくる。



ちなみに、船では、餌付け用のえびせんのような物が売られており、かもめが多量に追っかけてくる。今時、やや時代遅れのような気もするが。ちなみに、この船、デッキ席に行くには、追加料金が必要。客が少なく、500円にまけてくれた。本当は、いくらだったっけ。

ここから、限りなく島が出て来て、一つ一つ説明してくれるのだが、挙げていたらきりがないので、代表的な二つをご紹介。



これは、仁王島。確かに、パイプを加えたおじさんみたいな姿をしている。ただし、首の部分は、セメントで補強がしてあるようだ。松島の島々は、見るからに、日々侵食されている。
仙台在住時代、こけしの姿をした島が崩れて、大ニュースになったように記憶する。



この島には、穴が四つも空いている。鐘島だったかな?
途中で、馬放島(まはなしじま)の紹介があったが、学生時代、理科の実習研修に来たのを思い出した。あの時は、塩釜から行ったのか?

とにかく島だらけ。芭蕉さんの来た当時は、もっとすごかったのだろう。何せ、あの芭蕉さんが、句を作れなかったくらいなのだから。
コメント
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