kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

安西先生・・・

2017-10-31 | 陸上競技
更新滞りました。そこまでのエネルギーが自分の中に残っていませんでした。「陸上競技と関わる意味」を考えさせられていました。それぞれの人に立場がありモノの見方がある。だからこそ誰が正しくて誰が間違っているというのは言い切れないと思っています。ただ、「自分が何をしたいのか」という話だけなのかなと。

タイトル。まったく意味が分からない人も多くいると思います。ここ最近自分の中にずっとあった言葉。安西先生・・・。スラムダンクに出てくるバスケ部の指導者です。「安西先生・・・、バスケがしたいです・・・」と三井が涙を流しながら安西先生に訴えかける。この場面、色々と感じる部分がります。この場面だけではなくその背景に何があるのか。そこに至るまでの紆余曲折。中学時代のスーパースターが高校に入り怪我をしてしまい挫折する。それによりバスケ自体から距離を置くようになる。
全く違う世界で生きている。そこには「空虚感」を埋めようとしてもがく姿がある。最後に「自分の本当の想い」を口にする。そんな場面です。

心から「何がしたいのか」と考える。色々なことがある。それで何をするのか。ここは大きいと思います。別のことをやるというのも一つの手段。三井は「本当にやりたいこと」から目を背けるために非行行為に走る。一生懸命にバスケをやっている選手たちに対して「まぶしさ」を感じていたのかもしれません。本当は自分もやりたいのにできない。一歩踏み出せばできるのにその一歩が踏み出せない。

私ここ最近、自分自身の中で「陸上競技がしたい」とずっとずっと思っていました。自分が走ることはできない。が、目標に向かって一生懸命になる選手の後押しをしたい。それが「意味」だと考えてこれまで10年以上競技指導に携わってきました。が、本当の意味での「陸上競技がしたい」とは離れた中でやっている自分がいました。その葛藤。本当に「強くなりたい」と願う選手に出会う。これは稀なことなのかもしれません。それでも何人も出会ってきた。ありがたいことだと思います。

陸上競技はシンプルです。しっかりと目標を明確にして練習を積み重ねていくことで結果が出ます。出ないこともありますがそこに至るまでのプロセスの中で「得るモノ」が数えきれないくらいある。もちろん、普通にやっていても記録はそれなりに伸びていきます。運動をしていない者が練習をすれば体力が上がる。そうなれば結果的に記録は出るようになる。それは「本気で取り組む」かどうかではない。体力的に向上するのです。その「伸び幅」がどうなるかは最終的には「取り組み方」だと思っています。

書いていたらあまりにも長くなったので記事をかえます。興味のある方がどれだけいるのか分かりませんが・・・。

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