kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考える中で見えること

2007-10-31 | 陸上競技
またも色々と考えています。考えたり本で調べたりする中で「これは!!」というものがひらめく事がある。科学的な部分に目を向けて考えていく部分と感覚から考えていく部分があります。やっていた事が実は色々な裏付けがあることがわかったりして楽しいですね。個人的な判断が難しい所は色々と話を聞いていくのでこちらも勉強になります。聞かれる方は間違いなく迷惑ですが(笑)。こうやって育ててもらえる環境に感謝ですね。色々な形で恩返しをしていきたいと思います。


練習は先週と基本的に同じ。先週は記録会もあったので必死で追い込むことはしませんでした。それでもぐったりはしていましたが…。今週からは冬期に移っていく中での段階なので、冬の基本路線を確認しようと折り返し走まで実施。今日からの課題を事前に説明しましたが、完全な理解は難しいでしょうね。やることは変わらないが「苦しい場面」に直面した時の意識&効果がどうなるかって話です。単なる「気持ちの強化」だけではなくなってきました。大きな「意味」を持った練習になっていくと良いですね。

最後負荷をかける前に「私の役割は選手がどれだけ力を使い切れるように持っていくかだ」と話しました。キツイ事も言うし、恨まれるかもしれないがそれでもやっていかなければいけないと思う。「優しい」だけの指導は選手にとってプラスにはならない。自分達の課題に立ち向かうときに「なんとかなる」という軽い気持ちでは力が使い切れない。意識が高くなったとしてもやはりセーブしてしまう部分がある。「顧問とは口もききたくない」と思われても冷たく対応しなければ、自分自身と向き合って力を高める事はできないと考えるので力を引き出すために非情になろうと思っています。いつも言う事ですが、選手や生徒に「好かれたい」とは思わないので「必要」であれば声を荒げる事もあります。それで成長するなら大切な要素です。

練習中に厳しくしようと思いましたが、2年が1本目から積極的に走る。疲れを感じさせないスピードで走っていました。考えられません…。2本目、3本目とスピード型の2年生に1年生はついていけませんでした…。持続だけなら間違いなく1年女子の方が高いのに…。2年は先週と比べるとかなり走れていました。進歩です。怒るどころかこれをほめなければ何時ほめるのかってレベルで今日は練習を積めました。継続できれば全く違う選手になりそうな勢いがありました。
それを見て下級生が何を感じるか?今回はそちらがポイントです。何も感じないようでは先はありません。男女関係なく感じる事はあったはずです。女子は間違いなく肌で感じたはずだし、男子も折り返し走で感じたはず…。何が違ったのか??しっかりと考えて欲しいですね。

「変わる」をテーマに冬を越えるつもりです。まだまだ始まったばかり。これから先つまづく事もあるでしょう。最後にどんな涙を流すのか?納得して泣くのか、後悔して泣くのかは毎日を過ごす選手の取り組み次第。今は意識が高く取り組めていますが、昨年の事があるので楽観視はできません。あっという間に転がり落ちますから…。とはいえ、久々に「よくやった」と感じる部分があった練習でした。「継続は力なり」です。これを継続していけるかどうかで全てが変わります。見守っていきたいですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伝わらない「言葉」 | トップ | 自分との戦い・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。