kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

補強中心

2017-07-26 | 陸上競技
火曜日。この日は学校で。三者懇談もあるのでこちらとしてはなかなか動けません。この日は午前に面談が入っていなかったので練習に行くことができました。前日ほどのバタバタ感はなかったかなという感じですね。

練習は補強中心にしました。どうしても最近は走練習が多くなってきていて基本的な事が足りなくなっています。まーこれも意識して練習できるのかどうかによって大きく異なるのですが。こちらが想定していたほどの筋力アップができていないのが現状です。トレーニング効果に関しては「考える」という部分に比例すると思っています。使い方や動かし方を意識したり、どのような感覚が必要なのかが考えられたら効果が出やすい。それ以外は...。

勘違いされやすいので一応書いておきますが「競技力」に関して厳しく叱責することは皆無です。そこを指摘してもどうにもならない。勝ったから良くて負けたから悪いというのではない。そこに至るまでに何をするかです。「一時的な感情」だけで怒ることはありません。物事に対する取り組みの部分ではかなり話をしますが。全てはそこからスタートだと。

ここ最近よく書いているのですが「温度差」を感じる事が多くあります。本当に強くなりたいと思っている。単に所属して身体を動かしたいと思っている。そこには明らかな「差」があります。何が何でも強くなろうとするものは行動が「能動的」になります。そうでない者は「受動的」になる。誰かがやっているから付いていく。そこで終わってしまう。これで本当にいいのか?時間を有効に使えているのか。

競技の指導をしたいと思っていてもそれ以外のことが多すぎる。取り組みの姿勢というか「基本的な事」をやらないといけない。そこが大きすぎます。情熱が冷めていく自分がいる。これは致命的な話だと感じています。「本気」で取り組む選手のためにはこちらもやらないといけないと思っています。そうでない場合はどうなのか。前から義務と権利の話をしています。部活動の限界をマスコミなどが取り上げます。表面的な部分ではなくもっと正確な情報を提供してもらいたいものです。

練習自体はその場でのDM投げをやってから「スーパー体幹補強」を。久しぶりにやったのでメニュー自体危うくなっています。メニュー表を印刷して持ってきていましたから問題はないですが。冬期練習中に何度かやった内容なのですが。様々な補強をサーキット形式で進めていく。休まずずっと動き続ける。派手なメニューはありませんが腹筋背筋と股関節周辺を中心としたメニューです。

終わってからドリル系。動きの中で走りを身につけていく事もさせますがうちは基本的な部分の徹底が多い。これも何度も書いていますが「改善しようとする意志」に左右されます。何人かは明らかに緩い。動きも行動も全てが後手後手です。そこに合わせた指導を中心にすればできる。が、今はちょっと目指す所が違います。インターハイ前。どうするのかですね。

そのまま往復走。DM走、縄跳び、DMスキップを組み合わせて行いました。ここ数年は「バック走」も結構やっています。後ろ向きに全力で走る。後ろ向きにたスキップをする。前に走るだけではなく様々な刺激を与えていくことも必要だと考えています。

終わってからシャフトトレーニング。地味にやっていきました。終わってからハードルジャンプ。これも久しぶりです。気がつくと練習パターンが偏りつつある。全ての面での強化をしていきたいと思っています。苦手意識がある者もいますがそれでもやる。女子の中には男子に近いジャンプができる者もいます。ここにこの子がこれから先伸びるヒントがあるのではないかと感じました。ホッピングなどもかなり上手い。切り返しだけを意識するよりはバネを活かした走りを目指すほうがこれから先のチャンスが広がる気がしますね。

更にシャフト補強。久しぶりです。なんだかんだやっていたらいつの間にかできていない。他の種目をかなりやっているので対応はできると思いますが。それでも不足していると思います。シャフト補強に関してはきちんと出来れば間違いなく強くなると思います。重心の移動が生まれるからです。そこの感覚を磨いていく。

かなり物足りなさを感じています。今の3年生が1年生として入ってきて様々な事がありました。少しずつ積み上げてきて今があると思います。しかし、今の状況は初期段階に戻っている感覚が強くあります。全員ではないのですが、「なんとなく」という者が多ければ全体の雰囲気も薄まっていきます。少しだけ話をしましたがこのまま練習をしていても秋に強くなっている姿は全く想像できません。やりたいことに見合っていない。

嫌味を言っている?!tkg先生も近くで見てくれていますが「大丈夫ですかね?」という言葉がよく出ます。そこからどう積み上げていくか。チームとしての成熟度はまだまだ。3年生に声をかけて練習に来てもらうことにしました。ちょっと「危機感が足りない」という部分が大きすぎます。私がどれだけ言っても本人たちにその気がなければ何も変わらない。それは揺らぎようのない事実だと思います。

耐えます。

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