kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最近の練習について

2010-09-11 | 陸上競技
ここ最近の練習、ほとんど最初から見ることができません。水曜日は練習に行ったのは2分程度。結構大切なポイント練習だったのですが指示を出しただけで終わり。良いことではありません。

水曜日は前半バトン練習をするように指示していました。その後はカーブ走とセット走。短短は150mと50mの組合せ、短長は150mを回らせました。ほんの少しだけ雰囲気を見ただけなので分かりづらい部分もありますが、1週間後に県新人があるという緊張感が足りない気がしました。普段の練習の延長という感じでピリピリしたものが不足しているのではないかと。

木曜日の朝、全体を集めてミーティングをしました。前日に感じた緊張感不足を指摘するためです。今は県体に向けて3年生が練習に参加しています。それが自然な状態になっていますから、下級生が自分達だけで戦うという意識が低い気がしています。何がなんでも強くなってやろうという気持ちがなければ戦えない。何とかなるだろうという気持ちでいるとそれなりの結果にしかなりません。それほど甘いものではないのです。
前後するのですが、ミーティングをした後に日誌を見るとやはり3年生が同じように感じていたようです。試合モードになりきらないままで練習をしていても効果は上がらないと思います。下級生の走りを見て「もっと走れるのでは?」と感じていたようです。絶対に中国新人に行って戦うんだという意識があれば練習での取り組み、日常生活での行動も変わってきます。そこが感じられないのはまだ真剣になり切れていない部分があるからだと思っています。

努力をしていると本人達は思っているかも知れません。しかし、こちらの求めるものと比べると不足しているのは明白です。目標達成のために必要な努力でなければ意味がないのです。小さなことの積み重ねでしか結果はかわらないのです。手を抜いていたり、何とかなるだろうと考えている者がいる。やったふりをしていれば周りの人や仲間はごまかせるかもしれない。でも一番分かっているのは自分自身です。他の人に嘘をついても自分は「嘘をついている事」を知っています。約束を破って他の人に知られなくても自分は人をだましているのを知っています。
練習も同じなのです。補強や走練習で手を抜いたり楽をしようとしても周りはごまかせるかもしれない。でも自分自身はやっていないのを知っている。ここに対してどれだけ厳しくなれるかが本人を変えていきます。試合で記録を出したいと本気で思えば本当にやる事は見えてきます。

日常生活の中でどれだけ県新人を意識して行動が出来るかです。段差を踏み外して捻挫してしまえばそれで終わりなのです。中国新人に行けるのはたった3人、3チームです。参加する人間には全員可能性があります。しかし、本気で戦おうと思っている人間にしか可能性はないのです。県新人に参加するだけで満足する、試合に出場するだけで満足するというレベルで考えているわけではありません。本気で狙う気持ちがなければ戦う資格すらないと思っています。参加する事を目指しているわけではない。

どれだけの者が私の話を理解しているでしょうか?意識が変われば全てが変わる。本当に求めていることを分からなければ「自分はやっている」から抜け出せない。自分自身に嘘をつかずに向きってもらいたいと強く願います。
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