kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

冷静に調整しながら

2009-05-16 | 陸上競技
東部県体を早く上がらせてもらって、4時から練習にしていました。午前中はフリーでしたから治療に行ったり休んでいたようです。こういう部分で各自の意識が見えてきます。限られた時間をどのように使うかで選手の本気度が分かります。鍼に行く者、整体にいく者、気功に行く者、検査にいく者、それぞれ時間を有効に使えるようになってきています。大切な事だと思います。

他校ではまだテスト週間です。うちは昨日終わり時間的に余裕があります。例年はテスト終了後1週間程度で総体があります。早く終わったからと意気込んでやり過ぎると絶対に失敗します。自分が一番分かっています(笑)。抑えながら取り組んでいく必要があると思います。日頃やらないことをやって上手く行く可能性は非常に低いと思います。自分のスタイルを崩して欲を出すと良いことはない気がしています。

練習自体はスピードを重視して短時間で終わるようにしました。量を追う練習を今更してもあまり効果は上がらない気がしています。かなり走りますが、冬期とは違って実践に近い形の力の発揮が必要となります。例年はテスト週間という事もあり、自然と量が減っている時期ですからそれで疲労が抜ける部分もあります。やり過ぎて疲れが抜けないのは怖いので。

ドリルで感覚作りをしてからすぐにウインドスプリント。それからバトン練習&ショートスプリント。少しずつRESTを取りながら集中できる状態を作りました。1年生女子はスピードが上がってくるのにつれて、脚にダメージが蓄積しているようです。当然ですね。例年この時期に疲れと脚の痛みが出てきます。無理をさせないように抑えていかなければいけません。怪我をしたら意味が無くなってしまいますからね。

昨日少し走りが重たかったrinaが今日は絶好調でした。ちょっと別格。この走りを見て余り走るとダメージが大きくなりそうだったので更に本数を減らしました。スピード負荷が自然に高くなるのでその反動も大きくなります。全体的に動いてきている状態だからこそ指導者が冷静に判断をしなければいけない。以前の私なら「スピードが上がってきているから更に走っておこう」という気になっていました。結局それはプラスにはなりませんから、無意味になります。大人になりました(笑)。

うちがインターハイを狙うためのキーパーソンが何人かいます。メンバーは全員大切な存在ですが、調子を落としている者と故障からの回復段階にいる者がいます。この2人がどれだけ戻ってくるかが今後の勝負に大きく影響してきます。数人走れても戦えません。全員が走れて初めて勝負の舞台に立てると思っています。回復させるために効果がありそうなものを色々と試しています。
神経系の部分の刺激をひたすら取り入れていますが、少しずつ効果が出ています。まだ前半で遅れていますが60mや120mでスピードに乗ってくると良い時の動きに近づいて来ています。あくまで狙いは1ヶ月後になりますから慌てず焦らずやります。一喜一憂していたら精神的にも疲れますからね。楽観的に考えるつもりはありません。しかし、考えても仕方ない部分があるのでその場その場で出来ることをやっていきます。

勝手にドラマをイメージしています(笑)。何かをやろうとしたら、トラブルが起きてそれを乗り越えて目標に到達する。全ては良い方向に進むと信じています。根拠はありませんが、私が勝手に思っています(笑)。未知の部分を目指しているので今までの感覚では分からない事が多いのも事実です。だからこそどんな困難があっても「最後は絶対に上手くいく」と信じているのです。不安に思っても良いことはありませんからね。選手も同様。「全て上手くいく」というポジティブに考えさせたいですね。

なんか色々と思うことがあります。また書きますね。今日はこれくらいで(笑)。
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