kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考える日々

2018-01-31 | 陸上競技
適度に。

練習について考えることがあります。性格的に「あれもやりたい」「これもやりたい」という感覚がある。そうなると自然と練習メニューが増えていく。時間内に消化できることもあればできないこともある。本来であれば「きちんとできる内容」にするべきだと思う。前の記事にも書いたかもしれないがやはりここは苦手分野。もう少し工夫できればいいなと思う。

月曜日、練習は選手に任せた。ちょっとした出張があり講演を聞きに行ったので。以前はこういう時になんとかして帰って練習を見なければいけないという感じだった。が、ちょっとスタンスが変わっているかなという気はしている。この日は朝から衝撃的なことがあったので一人で考えたいなと思う部分があった。それも含めて選手が自分たちで練習ができるようにメニューを立てて任せた。結果、2時間で練習終了。この日は7時間なので丁度いいタイミングだった。

前は「自分が付いていなければ練習ができないのではないか」という感覚が強くあった。しかし、普段はかなり練習を見ている。メニューだけではなく動きに関しても気になる部分があれば指摘するようにしている。だからこそかなり細かく見ていると思う。そうであれば「自分たちの中でやる」という時間も必要なのではないか。感覚を自分自身の動きに落とし込む時間というのがなければ「メニューを消化する」だけで終わってしまう可能性がある。それでは練習の意味がなくなるのではないか。

意味がなくなるというのは言い過ぎだと思うが。もっと伸びる可能性があるのではないか。与えられたものをやればいいという感覚では一定水準から伸びないのではないか。そう思う部分がある。

gt先生に「そろそろ大砲が出てもいんじゃないか」と言われた。一定水準の選手は比較的安定して出る。中学時代の実績云々ではなく確実に結果に結びついてきていると思っている。が、「一定水準」でしかない。県で勝つレベルであったりインターハイに出場するレベルであったり。この5年くらいで女子100mで4回、200mで3回インターハイには進んだ。それは県内であれば「実績」なのかもしれない。が、そこの水準は越えられていない。

自分には足りないものがある。強い選手が自然と集まってくることはない。それはそれでもういいかなと思っている。選択しなかった選手がその後伸び悩んだとしてもそれは私には縁遠い話。「選択」をしたのであれば自己責任だから。その代り私の指導を選んでくれた選手には最大限の結果を出させてあげたい。そうなると「一定水準」を超える指導ができないといけないのではないないかと感じている。

それが何か。見つけないといけない。これまでのスタンスが大きく間違っていたとは思わない。が、全国で戦うという感覚の中では間違いなく足りない。そこが何か。見つけ出して対応できれば選手はかなりのところまで行くだろうなと思う。組織づくりとはちょっと意味が違うかなと。

まとまらない。それでも記しておきたいとは思う。

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