kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何を目指すか

2019-01-31 | 陸上競技
思う事を。

色々な先生とあれこれ話をする。

このご時世なので何か言ったらそれを「暴言だ」と言われる危険性がある。発言にはかなり気をつけている。ある授業を終えて教室を出る時に「喚起するように。インフルエンザになる!」と言った。職員室に戻りながらこの発言について考える。録音されて切り取られて「インフルエンザになる」という部分だけを取り上げられる。それにより「教員からウイルス扱いされた」と言われて訴えられたらどうするのか?という不安(笑)。

その事を職員室である先生に伝える。こんな馬鹿な話には付き合ってくれる(笑)まー本当にめんどくさいタイプですから。そしてその話をする中で「教員損害賠償保険」の話に飛躍。もしこれで訴えられた時にきちんと対応できるように保険にきちんと入っておいた方がいいなと。聞いてみるとその場にいた大半の人は「教員損害賠償保険」に入っているとのこと。え?本当に??

入ろうかな?という話をするとtnk先生が調べてくれました。月々150円(笑)。その保険を使ったことがありますか??と聞くと誰も使っていない。まー当然です。何が起きるかわからない時代。自分の身は自分で守らないといけないなと思います。こんな私のどうでも良い発言に対して真剣に付き合ってくれる数少ない人なのでtnk先生は「良い人だ」という評価を受けるのだと勝手に思っている。

前置きが長くなりました(笑)。で、なんの話をしたいのかという部分。日常会話で話をします。まー訳わからないと思います。実は今授業で「社会保険料」について勉強しました。求人票を見ながら雇用形態と給与、そして納めるべき税金。さらには支払うべき社会保険料。アルバイトと正社員の生涯賃金の違いや待遇の違い。高卒2年目からの手取り金の大幅な減少。この事は普通に働いていたらわからない事なのかもしれません。しかし、知っておく必要がある。

こう見えても一応ポリシーがあります。教科書の内容を教えて検定を取得させるというのが教育だとは思っていません。座学の授業でも必ず隣と話をさせます。質問に対して答えを導き出す。じっと座って話を聞いているだけというのは最も嫌います。そんな生徒を育てても社会人となった時に貢献できません。職場で可愛がってもらえる可能性も低くなります。コミュニケーションを取れる力を磨かなければ上手く働いていく事が出来なくなります。将来的に困る。

教科書内容だけを伝える。上述の授業の教科書にはビジネス英語や珠算などとあったりします。いやいや。教科書にはあるから全てを網羅しなければいけないと言われるかもしれません。しかし、目の前の生徒にとって何が必要なのか。そこを見極めながらやらないといけない。社会保険などはこの教科書に少しだけ記載されています。しかし、本当に「生きた知識」として何が必要か。そこを見極めるというのは必須だと思います。単なる「知識」を詰め込んでも何一つ役に立たない。面白くないですしね。

そういえば師匠が「クレジットカードのポイント」についてめちゃくちゃ詳しいのです。かなり前にその話をした時に「商業の授業を自分にやらせて欲しい。かなり有益な知識だと思う。」と言われていました。確かに(笑)。その辺りは私も完全に疎いので教えてもらいたいくらいです。実学。ここをどうするか。単純に教科書には記載されている情報を伝えるだけで良いのか。お利口さんに座ってノートを書き写すだけでいいのか。検定に受かりさえすればいいのか。そこは絶対に考えなければいけないと思います。

真面目な先生とその手の話をしました。国語力を高めるという意味について。単純に小説を読めば良いというわけではない。話をする中で「読めなくて損をするという人間がいる」という内容がありました。必要な書類などを読み解くことができない。とりあえず印鑑を押す。それによって損失が生まれてしまう。もったいない。小説や漢文を勉強することが直結するかどうかは分かりません。それでもそこに「学ぶこと」のエッセンスが含まれていると思います。

「教科」はあくまで「ツール」だと思います。「陸上競技」も同様。何かしらの「伝えたいこと」がある。それを一番うまく伝える方が私にとっての「陸上競技」です。足が速くなることだけを目指しているわけではありません。だからこそ細かいことも言う。それに対して批判的にとらえる生徒も出てくる。当然の話だと思います。「教科」を使って何を教えるのか。「簿記」を教えたところで実際は会計ソフトで処理をして終わりという感じになります。そういう部分ではなく「本質的な何か」を伝えていければと思います。

何の内容??という感じですね(笑)。まーいいんです。自己満足。

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