kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨どころか暑いわ

2016-07-10 | 陸上競技
土曜日、天気予報は引き続き雨でした。この日は専門練習をしたいなと思っていたので練習計画を変更して午後から練習を始めたいと計画をしました。これも考え方だと思い思います。そのため午前中はフリー。それぞれがやるべきことをやってくれたらなと思っていました。私自身も「やりたい事」を最優先させてもらいました。あれこれやりたいこと、やらなければいけないことがあります。その中で「自分自身について考える時間」は必要不可欠だと考えています。私が私らしくあるために。そのために必要な時間を過ごせたと思っています。

この日、BOSSから電話があり「今、投げてるから」と教えてもらいました(笑)。うちの練習開始時間よりも1時間早く始められたとのこと。慌ててうちのやり投げ選手に連絡しました。こういう機会は絶対に逃したくありません。BOSSが私より年下のやり投げ指導者を呼んでくれていました。それに便乗。うちのやり投げ選手、BOSSか
ら定期的に教えてもらっています。本当にありがたいことです。少しずつ力がついてきています。練習の短助走でベストを大幅越える距離を投げています。新人でベスト8。これを目標にやりたいと思っています。専門的指導はできません。それでも周りの素晴らしい指導者に助けてもらいながらやっています。抱え込んでも良いことはない。私は「出来ないことは出来ない」と選手に伝えます。できる振りをする方がカッコ悪いから。選手も「この人に言っても分からないから」と思っているかもしれません。それで良いと思っています。この子達にプラスになるなら私のちっぽけな存在はどうでも良いと思っています。

練習は14時から。かなり暑くなっていました。水分補給をするように指示をしていましたがこちらの思うことは上手く伝わっていなくてマネージャーが水分補給用のキーパーを準備できていませんでした。まどまだ経験が浅いですからこちらがもっと配慮するべきでした。そのため慌てて近くの店で麦茶を1ケース購入してきました。ミネラルなども考えて麦茶と言うのは大きいなと思っていますから。私はある意味「雑用」かもしれません。常に主役は選手であって欲しいですからね。

短距離は前日と同じ流れでやっていきました。チューブドリルからスティック、壁抜き、スティック長、ハードルドリルです。こういう部分は流れが必要だと思っています。この部分をどれだけ理解してもらえるかどうか。選手自身が何をやっているのか分かるかどうか。分かってくると随分変わってくると思います。暑いので集中を保つのは本当に難しい。それでもこちらはある程度のことを求めていきたいと思ってきます。強くなるための練習。それだけです。

基本的なことが終わってからスパイクを履いてチューブ腿上げ、スティック腿上げ。ドリル的な動きが多くなります。私の練習はこの手のことが多くなります。そういえばBOSSがある保護者から「kkaneko先生はどんな指導をするの?」と聞かれたとか。私のようなマイナー指導者は存在を知ってもらうことから始めないといけません。うちのチームに関心を持ってもらえるだけでありがたい。BOSSと一緒にやってきた10年間は私にとって本当に大きな時間でした。BOSSも私の性格を把握してくださっています。「あいつはしつこいよ」って言ってもらえるのは最高の褒め言葉だと思っています。

そこから並走。2本ずつやって次はスタート練習としました。暑いので休みを挟みながらとなります。高跳び、ポール、やり投げと各方面であれこれやっていますからそれぞれに声かけをするようにしています。男女、種目関係なく声かけはするべきだと思っています。本当はスプリントだけに特化するとやりやすいのでしょうが、それぞれの選手が「輝ける場所」があるのですから。全員が同じ速く走れるわけではない。生きる場所、輝ける場所を見つけていくのもわたしの役割なのかなと。こういう部分でも以前と比べると自分のなかで変化があるかなという気はしますね。

スタートが終わってから再びバトン練習へ。直線での合わせにしました。リレーが近々にあるわけではありませんから慌ててやる必要はないと思います。だからと言って試合の前だけバトンやるような方針ではありません。渡れば良いという感じは持っていませんから。長い時間をかけて計画的にやっていくことが重要かなと。これも考え方だと思いますね。細かい部分はできていません。それでもこれから先のことを考えて徹底的にやりたいと思います。

この時、すごく感じたのですが「○○行きまーす!」と声出しをした時に他の選手も「はーい」と大きな声で反応を示すようになりました。リレーの本番で女子は「○○行きまーす!」と呼びかけをします。予選から繰り返しやっています。これをやるから速くなるというのではなく「心の繋がり」を大切にしたいと思っています。リレー練習をしていない所が本番だけやったとしても「形式的」でしかない。普段からの「繋がり」が必要なんだと改めて感じました。強い選手が集まってリレーをすれば強い。が、その輪を乱す者が一人でもいれば強くなる気はしません。チームとしてやっているという感覚を全員が持ってもらいたい。変わりつつあるかなと。

最後に120を走りました。一人は250。色々と考えることがあります。400mでの活躍を考えると短い距離だけでは足りなくなると思います。ここは長い目で見てどうするかだと。まだまだ距離を踏んだり心肺機能に強い負荷をかけてはいません。多くの学校の中から「hoshoでやりたい」と来てくれた選手。私としても全力でサポートしたいと思っています。当たり前の話ですが。

120はよく走れていたと思います。女子に関しては久々に「1年生3人+α」で走りました。この風景はなかなか見れません。この3人が本気で競り合ってくれれば本当に全国レベルになると思っています。この子達も同様に「hoshoで陸上競技を」と思って来てくれた選手たちです。こんな言い方をしたら「調子にのるな」と言われるかもしれませんが「kanekoがいるから」という気持ちで来てくれたと思います。それがなければ180%、うちには来ていないと思います。だからこそ一人一人と向き合いながら育てていくつもりです。

力がある選手が集まれば「簡単に強くなる」と思われるかもしれませんがそんなにスムーズに進みません。が、今の子たちのチカラを普通に引き出せればあっという間に強くなると思っています。競技に関して「強くなりたい」という部分かあります。そのためであれば他の事はどうでも良いと思うくらいの「覚悟」がある。チームとしては大きく変わりつつあるだろうなと感じています。

うーん、なかなかまとまりません。とりあえず書いておかないと。次の日のことは私の最近の生活のなかで大きな刺激になっていますからそちらも書きたい。まー書きたいことは山積み(笑)相変わらずですね。
コメント
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