kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

継続することの難しさ

2007-03-14 | 陸上競技
 今日は合格発表。一般入試で受けた生徒達が人生で初めての大きな「試練」を受ける日です。できれば全員合格させてあげたいのですが、そんなわけにもいきません。嬉し涙を流す子もいれば悲しくて立っていられない子もいる。そんな姿を目の当たりにするとなんとも言えませんね・・・。受験だけが人生ではない。この出来事からしっかりと何かを学んで欲しいですね。挫折感だけでは悲しすぎます。

 最近、つくづく「継続することの難しさ」を痛感します。練習に関して良い練習ができても、それを打ち消すくらい練習ができないことが続くと、どうすることもできない辛さを感じます。結果を伴わせてあげたいのは当たり前のことですが、計画している半分しかできない日が続けばちょっと難しい。それは指導者の裁量にもよるのかもしれません。そうであれば、私は指導者には向かないということになりますね。最大限の配慮はしているつもりですが、体調が維持できない者が多い。練習が継続できなければ、力は上がりません。

 冬期練習の消化率は一番良くできた者で8割。あとは6割もできていません。最初から計画していたものが多すぎる部分もありますが、それにしても低すぎます。昨年はこの時点でかなりの手応えを感じていました。昨年と比べると半分も手応えはありません。動きは良くなってきていますが、ここまで「怪我をしない身体作り」のために補強やウキョー↑に多くの時間を費やしてきました。その効果はほとんど感じられません。

 練習でも「できるのに最初からやらない」姿をみて、こちらの意図することが全く伝わっていないことに落胆。言われてできるのなら最初からやればいいのでは?何度も言っていますが「限られた時間の使い方」にしっかりと目を向けて欲しいですね。6割しかできていないのに、この期に及んでスピードレベルを落として何の効果があるのでしょうか?「精神的に辛い状況」に耐えている者だっている。ひいきするわけではありませんが、この冬ひたすら耐えてきた者と飛び飛びで耐えてきた者を平等に評価することはできません。より厳しい目でみなければいけないと思っています。

 できればblogにこんな内容は書きたくなかったですね・・・。まー客観的にみた「事実」ですから仕方ないでしょうか・・・。これを機にもう一度何をすべきかを考えて欲しい。何度言っても伝わらない可能性はありますし、「批判を受けた」と感じるかもしれません。私だって1人の人間です。我慢できないことや納得できないことだってある。随分譲歩してきたつもりですが、さすがにね・・・。ミーティングで話はしますが・・・。どこまで感じてくれるのか・・・。

 こういう内容を書くと「閉鎖的なblogにしようか」と悩みます。誰が見ても気分が良いものではないでしょうし・・・。だったら書くなって話になるんですが・・・。結構抱えているんですよ。あーしんどい。
コメント
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