kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ミーティングの代わりに・・・

2006-10-04 | 陸上競技
 明日はクラスマッチ。関係各部署にお願いにあがりなんとか実施できそうです。うちのクラスマッチは天候は全く関係ありません。市の総合スポーツセンターを借り切って実施します。大がかりでしょ?生徒会が良く動いてくれるので準備は順調か。うまくいかない部分があるかもしれませんがそれも勉強。しっかり頑張ってくれると思います。

 メイン練習の前に練習に参加して終わってすぐに学校に戻ったのでミーティングできず。代わりにここで。興味がない人は今日の日記は↑の部分だけということでお許しを。

 今までは「強くしてもらう」という受け身の練習だったと思う。それが様々なトラブルを越えて、先週の「強制的に力を使い切る」練習を体験して、意識は変わってきたと思う。今までは動かなくなってきたらそこで終わりだったが今はそこからもう一度力を使える。自分自身と向き合うことができるようになった。「もう無理だ・・・」という雰囲気がなくなった。それは大きな成長。

 動かないからチームのためにできること。それが前半で力を使い切る走りです。前を走る2人は後半では全く動かなり。今は仕方ないことです。だったら自分に何ができるか?それは前半の150mを全力で行ってチームメイトの走りを助けることです。動かないのに後半勝負をしようと思っても動くはずがない。チームのためにはならない。だったら前半から他の選手に刺激を与える走りをすればいい。ラストの50mは這ってもいいからフィニッシュすればいい。自分がチームのために何ができるか、それを考えて実施することで自分の力の向上につながることを忘れてはいけない。あれだけの動かない中で「前半から持つところまで」走るのは難しい。それを本当にやってのけた2人はチームの力の向上のために大きく貢献できたでしょう。

 投擲選手としてできること、それは短い距離でチームの選手を引っ張る。疲れてくれば少し早めに出ることで選手を引っ張ることができる。完全なラビットです。それをひたすらやることは「嫌」なことかもしれない。しかし、今はそれが大事。互いのためになるでしょう。それにより自分の力を使い切れるようになった。効果はあったでしょう?

 動きが切れていた部分を他の人の力を借りて、自分の強い意志で越えることができた。今までで一番の動きだった。これが「変わる」ということ。「今」はまだ力が足りないかも知れない。チーム力としても個人の力としても。しかし、今日の練習を見る限り「変われる」という予感があった。まずは自分たちが強くなるしかない。「苦しさ」に立ち向かうことで強くなれる。「苦しさ」と「悔しさ」、どちらが嫌?考えてみれば答えはすぐにでるはず。すでに2週間前のチーム状況&チーム力と比べると大きな差がある。成長した。

 あとは「感謝の気持ち」。自分たちが練習をしている中で、サポートに回ってくれていた人間がいることにしっかりと「感謝」しなさい。これもやってもらって「当たり前」ではない。チームのためにできることを考えた結果、それがサポートだったのでしょう。だからこうやって陰から支えてくれる。そのことに「感謝」しなさい。身体が冷えてしまっていたら今日の練習はできなかっただろう。冷えないようにと配慮して行動してくれた人間がいることに感謝しなさい。

 各自でやるべきことをしっかりとやるように。それぞれ「課題」は与えているはずです。1日の良い練習で満足しないこと。継続が一番大切。ケアを忘れずに。じゃー終わろう。

 以上、ミーティングで話したかった内容です。

 良い練習ができたと思います。それは強い気持ちを出せる選手がいるから。何とかして勝とうとする選手がいるから。チームのために走ろうとする選手がいるから。2週間前の底は脱出したでしょうか?内容が全く違うでしょ?今はひたすら「強くなる」ための準備期間です。我慢の時!! 
コメント
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