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夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」 (於)赤坂ACTシアター
出演:中島みゆき、中村 中、石田 匠
『夜会』6年ぶりの新作。
中島みゆき自身の構成・演出・作詞・作曲・主演は変わらない。ただ今までの圧倒的な存在感のあるイメージとはちょっと違う舞台。
セリフはほとんどなく話は歌で綴られるのだが、初参加の中村中や石田 匠の歌唱力が半端でない。中村中などは途中で中島みゆきが歌っているのかと勘違いするほどの声量があり、独特の甘さもある。中村中の歌う部分も多く、その分中島みゆきが後退した感じ。
ストーリーは中島みゆきの妄想(失礼)に近い。テーマだという「捨てる・捨てられる」は何となく感じられるのだが、前半と後半がどうもしっくり結びつかない。
とくに最後の零戦機は???「飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない」という「India Goose」の歌にはぴったりだが。
まあそれが中島みゆき。なんとかいいながらも十分楽しませてもらった。
公演は16日終了
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