酢豚のひとりごと

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「浮世絵百華・平木コレクションのすべて(後期)」

2009-12-22 19:36:11 | 美術館
「浮世絵百華・平木コレクションのすべて(後期)」を見た。渋谷の「たばこと塩の博物館」

平木浮世絵美術館の所蔵品が中心。この美術館はたしか前に横浜そごうにあったような記憶が・・・。
忘年会までのつなぎという軽い気持で入ったが、中々充実した展示だった。特に絵に添えられた解説が面白く、予定の一時間はあっというまに経過。もっと時間をとるべきだったと後悔。ともかく展示の意図(浮世絵の果たした役割)がはっきりしているのが良い。解説を読みながら作品を見れば、浮世絵の通になれそう。

気に入ったのは歌川国貞の「亀戸のきばの図」。
亀戸天神の茶店で寛ぐ三人の歌舞伎役者。六代目岩井半四郎、五代目市川海老蔵、三代目尾上菊五郎。海老蔵の顔の長さと目力は今の海老蔵に通じるものがあり面白い。
もう一つは同じ歌川国貞の「雪・月・花」。
三枚の団扇絵であるが、それぞれの女性の表情が惚れ惚れする美しさだ。

これだけの展示で入場料300円は安い。絶対おすすめ。
後期は1月11日(月・祝日)まで



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