酢豚のひとりごと

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『メリリー・ウィー・ロール・アロング〜それでも僕たちは前に進む〜』

2013-11-10 12:17:42 | 演劇


「メリリー・ウィー・ロール・アロング〜それでも僕たちは前に進む〜」

於:銀河劇場
演出:宮本亜門、作詞・作曲:スティーブン・ソンドハイム
出演:小池徹平、柿澤勇人、宮澤エマ、ICONIQ、高橋愛ほか

40歳を超えプロデュ―サーとして確かな地位を築いているフランク(柿澤勇人)。だが今の自分は本当の自分ではないとの思いを抱えている。若い時代に親友だったチャーリー(小池徹平)とメアリー(ラフルアー宮澤エマ)は、離れていった。あの熱い友情はどうなってしまったのだろう。舞台はそこから時代をさかのぼりながら展開してゆく。20年前に3人が出会った時まで。
40歳以降のフランクは描かれない。若い歌声で終わったことで元気の出る芝居になった。

主役の柿澤勇人と小池徹平が好演。ただ柿澤勇人は40代を演じる時はいいのだが、若い時代にも時々姿勢が悪いのが気になった。体力を鍛えて肩に筋肉がついたせいでそう見えるのかもしれないが、主役は立ち姿が美しくあって欲しい。
ガッシー役のICONIQの存在感、メアリー役のラフルア-宮澤エマの初舞台と思えぬ落ち着きにも注目したが、元モーニング娘。の高橋愛がベス役を堂々と演じているのにびっくり。
他ではガッシーの夫役の広瀬友祐や、万理沙がキャスター役でいい味を出していた。
シンプルな舞台装置を、映像がうまく補完しているのも成功している。

演技陣20代中心の若い熱気をうまく引き出した演出の宮本亜門の手腕で、見栄えのする舞台になった。
東京公演は 11月17日まで


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2 コメント

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Unknown (伊藤無迅)
2013-11-11 11:47:38
土曜日の「論文・・・」お疲れ様でした。
酢豚さんがいないニ次会は少し寂しいですが、久しぶりの故郷の酒「大七」を冷で呑めて収穫でした。
演劇は若いときは興味があり、労演にも入っていました。

「主役は立ち姿が美しくあって欲しい。」

という酢豚さんの言葉で、滝沢修を思い出しました。
いい言葉ですね。
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Unknown (酢豚)
2013-11-12 19:42:48
無迅様

コメントありがとうございました。

土曜日なんか気力がないと思ったら、
今日、病院で少し強い薬にしましょうと
言われてしまいました。
一喜一憂しても仕方ないことですが・・・。
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