膝痛の人が来られたときに、まずどういうときに痛いのか、痛くないのかをしっかりヒアリングさせていただいています。
そしてまず、考えるのは。
なんでこの人に【痛くないとき】が存在するんだろう・・・
なんです(笑)
膝痛の人の話をお聞きしていると病院でけっこうなことを言われてることがあるんですがそれでも痛くないときがあったりするんですね。
過去にはこういうことがありました。
腰痛とプラスでもうずっと昔から変形性膝関節症による膝痛があり、階段の昇り降りができない、一生付き合うしかないと言われあきらめてはいるが・・・筋肉もつけろと言われながら続けられず・・・という話がでてきました。
注射もしたし、こんな治療も受けたけど、って。
しゃがめないので、下のものを拾うときは膝を伸ばしたまま、いわゆる立位で前屈して、手が床に届くのでそうやって取っていたそうです。
ただ、歩くときはなんともないんだそうですよ。
腰痛できてくださっていたのでいつものごとくお腹を徹底的に施術させていただいたら、なんとしゃがむことができるようになっていました。
今度は座った状態からですが、膝も施術をさせていただくことにしました。
そのときの会話を、簡単に再現してみます(^^)
今、楽にしゃがめたでしょ?戻るかどうかわからないけど、今は楽にしゃがめますよね?じゃあ、今だけ、「変形したものが正常に戻ってる」んだと思います?
さらに施術して・・・
今、さっきよりも痛くなくしゃがめましたよね?この5分、10分くらいで筋肉量が増えたと思います?筋肉をつけなくても、今はしゃがめましたよね?
もうちょっと施術して・・・
この辺(膝の内側の上のほう)痛いですよね?ここって膝から距離がありますよね?今度は膝の骨の周りを押しますよ?ここは?ここは?こっちは?・・・変形しているはずの直近のどこを押しても痛くないですよね?でもしゃがめないくらい、膝が痛いんですよね?いったい、どこが痛いんでしょうね?
こういう話を笑ってもらいながらしていきます。
帰りのときには寝るときもしてる、というサポーターを外していかれました。もちろん、不安だったらしといてね、と言いましたが。
うちのやり方は、「なにをしたら痛くてなにをしたら痛くないのか」を追求していくので、変形しているかどうか、軟骨が減ってるかどうか、筋肉がないかどうか、に焦点をそもそも当てていません。
その代わり「痛くないとき」にもちゃんとフォーカスしています。ここがもしかしたら珍しい特徴かな、って最近は思うんです。
痛い場所がある、そこを正すことで痛くない状態にしていく、というよりも
【痛くないときがある、そこを突破口にして、痛くない状態にしうる可能性を探していく】
このときは歩いているときはなんともない、という点を突破口にします。
なぜ、一生付き合うしかない膝痛が歩くときは痛くなくて済んでいるのか?
そっちも考えるんです。お客さんにも考えてもらったりもします。
痛いにフォーカスすると、
変形してる→だから痛いし、一生付き合うしかない。
たしかに、こうなってしまうんです。
けど・・・
けど・・・
痛くないときにフォーカスすると
歩くときは痛くない→変形してるのに痛くない→変形は関係ないのでは?
と疑問をもつことができます。
あれっ?てなるんです。
良くなってきたときは「なんで良くなるんでしょうね?一生、治らないんですよね?」って話かけたりもします。
そうするとことで、お客様は希望をもたれます。
「確かに痛くないときがあるな・・・膝の関節がおかしくて一生付き合うしかない、って言われてるのに、なんで痛くないときがあるんだろう」って自分でも疑問に思ってくださいます。
これは、痛いときと「痛くないとき」の両方をヒントにしていくからこういう会話ができるというのもあるかと思います^^
動作分析整体法は、「考える整体」を謳っていますが、こうやってお客様にも一緒に考えてもらうこともあります(^^)
痛い、悪い、もう手遅れ、という発想から、
痛くないときがあることに着目していくと、常識がガラッと変わることがある。
なんにしても諦めていた人に希望をもってもらえたらこんなに嬉しいことはありませんよね♪
悪い「予言」をするのではなく、なぜ痛くないのかという希望のほうを追いかけて行きたいな。
今日もありがとう。
かいつう館の口コミもご覧ください^^
そしてまず、考えるのは。
なんでこの人に【痛くないとき】が存在するんだろう・・・
なんです(笑)
膝痛の人の話をお聞きしていると病院でけっこうなことを言われてることがあるんですがそれでも痛くないときがあったりするんですね。
過去にはこういうことがありました。
腰痛とプラスでもうずっと昔から変形性膝関節症による膝痛があり、階段の昇り降りができない、一生付き合うしかないと言われあきらめてはいるが・・・筋肉もつけろと言われながら続けられず・・・という話がでてきました。
注射もしたし、こんな治療も受けたけど、って。
しゃがめないので、下のものを拾うときは膝を伸ばしたまま、いわゆる立位で前屈して、手が床に届くのでそうやって取っていたそうです。
ただ、歩くときはなんともないんだそうですよ。
腰痛できてくださっていたのでいつものごとくお腹を徹底的に施術させていただいたら、なんとしゃがむことができるようになっていました。
今度は座った状態からですが、膝も施術をさせていただくことにしました。
そのときの会話を、簡単に再現してみます(^^)
今、楽にしゃがめたでしょ?戻るかどうかわからないけど、今は楽にしゃがめますよね?じゃあ、今だけ、「変形したものが正常に戻ってる」んだと思います?
さらに施術して・・・
今、さっきよりも痛くなくしゃがめましたよね?この5分、10分くらいで筋肉量が増えたと思います?筋肉をつけなくても、今はしゃがめましたよね?
もうちょっと施術して・・・
この辺(膝の内側の上のほう)痛いですよね?ここって膝から距離がありますよね?今度は膝の骨の周りを押しますよ?ここは?ここは?こっちは?・・・変形しているはずの直近のどこを押しても痛くないですよね?でもしゃがめないくらい、膝が痛いんですよね?いったい、どこが痛いんでしょうね?
こういう話を笑ってもらいながらしていきます。
帰りのときには寝るときもしてる、というサポーターを外していかれました。もちろん、不安だったらしといてね、と言いましたが。
うちのやり方は、「なにをしたら痛くてなにをしたら痛くないのか」を追求していくので、変形しているかどうか、軟骨が減ってるかどうか、筋肉がないかどうか、に焦点をそもそも当てていません。
その代わり「痛くないとき」にもちゃんとフォーカスしています。ここがもしかしたら珍しい特徴かな、って最近は思うんです。
痛い場所がある、そこを正すことで痛くない状態にしていく、というよりも
【痛くないときがある、そこを突破口にして、痛くない状態にしうる可能性を探していく】
このときは歩いているときはなんともない、という点を突破口にします。
なぜ、一生付き合うしかない膝痛が歩くときは痛くなくて済んでいるのか?
そっちも考えるんです。お客さんにも考えてもらったりもします。
痛いにフォーカスすると、
変形してる→だから痛いし、一生付き合うしかない。
たしかに、こうなってしまうんです。
けど・・・
けど・・・
痛くないときにフォーカスすると
歩くときは痛くない→変形してるのに痛くない→変形は関係ないのでは?
と疑問をもつことができます。
あれっ?てなるんです。
良くなってきたときは「なんで良くなるんでしょうね?一生、治らないんですよね?」って話かけたりもします。
そうするとことで、お客様は希望をもたれます。
「確かに痛くないときがあるな・・・膝の関節がおかしくて一生付き合うしかない、って言われてるのに、なんで痛くないときがあるんだろう」って自分でも疑問に思ってくださいます。
これは、痛いときと「痛くないとき」の両方をヒントにしていくからこういう会話ができるというのもあるかと思います^^
動作分析整体法は、「考える整体」を謳っていますが、こうやってお客様にも一緒に考えてもらうこともあります(^^)
痛い、悪い、もう手遅れ、という発想から、
痛くないときがあることに着目していくと、常識がガラッと変わることがある。
なんにしても諦めていた人に希望をもってもらえたらこんなに嬉しいことはありませんよね♪
悪い「予言」をするのではなく、なぜ痛くないのかという希望のほうを追いかけて行きたいな。
今日もありがとう。
かいつう館の口コミもご覧ください^^