肘痛ー肘腱鞘炎

「妻が腱鞘炎で」と常連さんから電話。
来られて確認すると、痛いのは肘なんです。

結露をふく、雑巾をしぼる、これが痛い。
お医者さんから肘の腱鞘炎です、との診断。
↑そうなんです、肘も足も腱鞘炎ってあるんですよ。

んでまあ、いつものように雑巾をしぼる動作を何度もしてもらって、見ながら考えていきます。

これはこれで楽になったんです。次に「肘にくる動作」を確認してみると、「布団を干すときに肘に力が入らない」。

あ、これは・・・シメシメ、て思いました。
だってね、布団を干そうとするときって体は少し前傾しますよね。
体が前傾すると、肘がこたえるんです。

こういうね、重心からはずれた位置に来たときになにかができなくなる、てたいがいは踏ん張りどころのお腹で解決するんですよ。

お腹の筋肉って「ふんッ」て力むときによく使うでしょ。
そこが痛んでると、首なら首、腕なら腕が単独で「持ちこたえなきゃならない」。これはけっこうつらいはずです。大きなお腹の筋肉群がカバーしてくれないわけだから。

と見てお腹を施術。これで布団を干す動作で肘に力が入らないのもオッケー。
整体って、考えれば考えるほど、面白いことがわかってくるんです。

写真は本当に珍しいツーショット。


今日もありがとう。