1、2ヶ月前に腰痛でみえられた女性の方。
その場で長年の腰痛が消えたが、その後またぶり返した。
でも、不思議だったのは、痛みがでた割には元気でいられたことだと仰る。
それまでは痛いから動けない動きたくなかったのが、痛いけど、すいすい体をうごかしちゃう。
「そういう催眠術にかかったようだった」と。
もちろん、催眠術などはできないのですが(笑)。あ、もし催眠術が使えるなら私は使います。良くなればなんだっていいのですから、使える技術は総動員します。
それはともかく。
すごく素晴らしいことだとは思いませんか?おそらく、私ですら遠く及ばない境地です。
前にもこのブログで(か、どこかのブログでか、記憶は定かではありませんが。はは)書いたかと思いますが、病人になるか、病気持ちになるか。
病人とは、病気と一体化してる人のことです。私=病気だと捉えている人ですね。
ここでいうところの病気持ち、とは、私の「一部」に病気がある、つまり私=病気じゃない人。私という主体が、病気を所持しているだけ。
私が100%腰痛なら、もう、その人は寝てるしかありません。そういう時期もあると思うので、その時は寝てる方がいいです。無理をしないことも労わる方法として有効です。
でも、私の一部が腰痛なら、残りの部分は「元気」である、だから、どんどん動いちゃう。これもまた、アリですよね。
もちろん、私としては、すぐに症状が戻ってるようでは慙愧の念に耐えないんだけれども、「治る」ことよりも「元気」に生活できるようになった、というこの一言で整体やってる意味がまた理解できたような気がします。
ありがとうございました。