今日の花
道路わきで彼岸花の咲いているのを見つけました。今日はまだ9月5日です。少し早すぎませんか。
今朝8時半に家を出て山口県と島根県と広島県の県境になっている寂地山系を目指しました。山登りが目的ではありません。アサギマダラの食草のイケマという植物を取に行ったのです。もちろんイケマが見つかればアサギマダラの卵や幼虫そして食痕などを調べてこようと意気込んで出かけました。
イケマという植物は日本全国に分布していることになっていますが北方系の植物なのでしょうこちらの方ではほとんど見ることはできません。中国地方や九州でも1000m以上の所にあるらしいので、山口県で最も高い寂地山の周辺を探してみようと思ったのです。
錦川を遡って一番奥の宇佐というところから広島県の冠高原に抜ける道があり、松の木峠というところがあります。その峠から県境となっている尾根沿いに登山道があります。この道に入るのは初めてですが寂地に向かって登ってみることにしました。松の木峠が標高776mですから1337mの寂地山まではまだだいぶ登らなければなりません。でもイケマが早く見つかれば後は登る必要が無いので気軽にカメラだけ持って山登りを始めました。1時間も登れば見つかるだろうと気楽に考えていました。でも、結果は・・・・・・・
今日のブログは登山道の入り口まで錦川の紹介だけです。錦川は先日からの雨のせいかいつもより水量が多かったようです。
錦川(にしきがわ)は山口県を流れる二級水系錦川の本流である。支川を含めた法河川延長は331.8km、流域面積は884.2km²で、ともに山口県内では一番の大河である。(ウィキペディアから)
広島の冠高原へはよく出かけますので錦川沿いのこの道はすっかり慣れました。
(中流域) 橋の上から上流を
下流です
釣り人が見えます。
水はとてもきれいです
少し登って支流の宇佐川沿いにやって来ました。
天気もまあまあで釣り人が沢山いました。落ち鮎を狙っているのでしょうか。私は川釣りはやったことが無いのでよくわかりません。
更に登って行くと川幅もだいぶ狭くなってきました。
更にさらに進むと谷は狭まり渓谷の雰囲気となってきました。
川は谷の底を流れています。
突然大きな流れの音に車を止めました。
滝壺まで下りてみたいところですがまたの機会に。
見上げると谷をまたいだ橋が架かっています。こんな山奥に大きな建造物が見えるのは不自然な感じがします。中国自動車道でした。
宇佐の集落を通りぬけるころには川も小さくなってもう小川ですね。
もうすぐ目的地の松の木峠です。
今日の蝶
曇っていたせいか蝶はとても少なかったです。
ガガイモもイケマも挿し木で増やすことが出来るでしょうか?
アサギマダラの食草として、育てたいのです。
ガガイモの方が簡単に入手できそうなので、ガガイモのことを詳しく教えて下さい。
ガガイモもイケマも挿し木は可能です。
アサギマダラの飼育に使うならガガイモよりイケマの方が良いと思います。また、大阪ですと作りやすさからいって食草にはキジョランが良いのではないでしょうか。キジョランは常緑性ですので一年中使えます。イケマやガガイモは秋に枯れます。
大阪ですとガガイモが一番手に入りやすいとは思いますがアサギの餌としてはベストではないでしょう。
キジョランの苗か種がいれば差し上げることもできます。
ガガイモにこだわっているのは、
庭のフェンスにこの蔓を這わせたいのです。
ウマノスズクサをフェンスに這わせたところ、
ジャコウアゲが飛来して来て、産卵しました。
これに感動しました。準都会的な街並みにもかかわらずに、
ジャコウアゲが飛んできたんですよ。
同じことが、もしかしたら、アサギマダラを庭に招くことが出来るのではと、夢想しています。
ガガイモは大和葛城山に出掛けた時に見付けました。
そして驚いた事に、アサギマダラがこの近くに舞っていたんですよ。
ガガイモ、挿し木が可能ならば、やってみます。
この時期でも可能なのか。
どの部分を挿し木すれば好いのかと思ったのです。
アサギマダラは明るい場所での産卵は好みません。フェンスが少し木陰になっていれば可能性がありますが陽性のガガイモでメスを呼ぶのはなかなか難しいと思います。アサギマダラを庭に呼ぶのはフジバカマを植えるのが一番効果があります。私がフジバカマを分けてあげたお家はどこでもほとんど確実にアサギマダラがやって来ています。でもみんなオスです。
有り難うございます。
知らなかったです。
好いことを教えていただきました。
朝陽が当たっても、西陽の当たらない下草の入り混じった斜面にガガイモが生えていました。アサギマダラは日陰で産卵ですね。