曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

秋冬野菜の準備

2024年09月25日 | 日記

今日の花

リコリス ジャクソニア  日本の赤い彼岸花より少し早く咲きます。

 


 9月になっても暑い日々が続きますね。そして雨も降りません。平年ですと9月になれば秋雨前線というのが日本の上に停滞し6月の梅雨のように雨を降らせることが多いのですが、太平洋高気圧の勢力が強く前線ができても普段よりずっと北の方にかかっています。9月に入ると家庭菜園では秋冬野菜の準備が始まるのですが今年は暑さと雨無しの乾燥で種まきや苗の植え付けができませんでした。白菜の苗は例年通り8月の下旬にポリポットに種を播き順調に苗が出来上がっていたのですが暑さのため畑の準備ができませんでした。9月も下旬になりいつまでも待っているわけにもいかないので畑に水をまきながら耕して昨日ようやく苗の植え付けの準備ができました。
秋冬野菜の中でも使用頻度の高い野菜から優先的に植えてゆきます。冬の料理に欠かせないのが白菜と大根ですね。大根や蕪などは9月の10日までには毎年播くのですがもう2週間も遅れてしまいました。白菜も遅れていますがこれからの管理次第では11月には食べられるようになるでしょう。

ほうれん草も種まきが遅れていますがまだ十分間に合うと思います。冬から春にかけて我が家でよく食べるのがチシャですね。苣(チシャ)という漢字は普段目にしない字だと思いますが私の住む山口県ではチシャは郷土料理としてよく食べられます。そんなわけでチシャもたくさん植えます。山口県以外の方はチシャと言ってもよくわからないかもしれませんのでまた何時かチシャについて詳しく書いてみたいと思います。

長ネギも植えておきたい野菜ですね。よく使いますし鮮度の良いものが美味しいです。我が家は最も近いスーパーまででも近くはないのでやはり家の前にある畑で作ってあればいつでもすぐに手に入るというのがいいです。

 


白菜 

苗が育ちすぎています。

晩生の白菜

ようやく白菜40株が植え終わりました。

 

次は大根です。この頃カミさんの好みで太くて短いおでん大根という品種を植えています。

種を播き終わったら軽く覆土します。

乾燥防止のため不識布で覆うと出来上がりです。しっかり水を撒いて芽の出るのを待ちます。

 

自分や家族の食べ物をすべて自給することはできませんがこの頃できる範囲で安全で美味しいものを作って食べて行こうと思っています。


秋の空に 入道雲

2024年09月12日 | 日記

今日の花

月下美人   今夜は11花咲きました。そばによるとすごい匂いです。

 


今日も真夏並みの暑さですね。

午後にある用事があって出かけたのですが海岸沿いの道路を走っていると、海はべた凪、空は青空、それに真っ白な入道雲が出ていました。これはちょっと絵になるなあと思い車を止めては写真を撮りました。約束の時間を気にしながらも何度車を止めたことか。私は周防大島の南側に住んでいるので普段愛媛県側を眺めています。でも今日は島の北側の道路を走っているので海の向こうに広島県を眺めることになりました。昨日のブログに載せた風景とは似ていますが全く違うのです。

昨日と似たような景色ですが光線の加減が違いますのでご覧になってください。

 


広島県側の景色

 

ここで休憩

真下を見ると浅瀬をチヌが泳いでいました。結構大きくて1㎏はありそうです。

 

また風景

赤とんぼが何度か目の前を横切りました。

この方向は広島市の中心部に向いています。昭和20年の8月6日の朝には白い大きな雲の位置に巨大なキノコのような雲がかかったことでしょう。私の母も当日の朝原爆の光を見たと聞いています。

 

 


今は もう秋 ?

2024年09月11日 | 日記

今日もスイカ

ラグビーボール型スイカ  毎日毎日頑張って食べたおかげで、あんなにたくさんあったスイカも残り数個になりました。

 


 9月の中旬になりました。もう秋と言ってもいい時期ですが今日も昨日も33℃を越えています。

お昼寝から目覚めて家の窓から海の方を見ると夏の盛りのような立派な入道雲が出ています。今年最後の入道雲かもしれないと思うとじっとしていられなくなりました。
写真を撮るのが目的ですが海のそばまで行ったら海の中にも入らなければすまないことはよくわかっていますので、海に入れる支度をして出発しました。

いつもと違う海へ行こうと考えていたのですが目的地へ着いてみたら赤潮の発生が見られました。この時期になると時々あることなのです。
仕方なくいつもの砂浜へ戻ることにしました。当然ながら今の時期には誰もいません。贅沢に砂浜を独り占めして泳ぐことができました。

9月になっても海で泳ぐことは私にはよくあるのですが、9月の海はとても暖かくて水中にいる時には気持ちの良いものです。しかし海から出て陸に上がると突然秋を感じることになります。
9月の風は肌に涼しいというより寒いのです。海の中はまだ真夏ですが海から上がったらそこはもう秋というのがいつものことです。でも今日は気温33℃ですから海の外も真夏でしたね。
たぶん今日は今年最後の海水浴になると思いますがとても気持ちの良い海でした。

 


9月の海水浴場

一人だけ砂浜に寝っ転がっている人がいました。

 

いつもの砂浜

ここは素通りして今日の目的地へ行きました。

 

吉浦の浜

この赤潮では泳ぐ気になれません。仕方なく元の海岸に戻ることにしました。

 

いつもの砂浜   こちらは海水がきれいです。

良い入道雲が出ていますね。ここで泳ぐことにしました。

更に雲が高くなりました。

突然目の前をイソヒヨドリが飛んできました。最近我が家の周りにやって来るイソヒヨドリがいるのですがすばしっこくて写真に撮れません。今日はうまく撮れました。

 

秋の夕暮れ

夏は好きですがいつまでも夏という訳には行きませんよね。


秋の味覚 初物は栗

2024年09月04日 | 日記

今日もまだスイカ

9月になってもまだスイカを毎日食べています。残りのスイカを今月中に食べ終わることができるでしょうか。

 


 数年前、みかん畑の中に栗の木が一本芽を出しました。放っておくとどんどん大きくなって傍にあるみかんの木よりも背が高くなってしまいました。みかんの木は成長の遅い植物ですので植えて10年経っても背丈は良くて人の背丈ほどです。栗の木は違います、とても成長の早い植物で一年目に約1mそして2年目には2mを越します。三年目の今年は3mを越していてしかも実を付けました。桃クリ三年の話は本当ですね。今日そのみかん園で手入れをしていると栗のイガがもう開いているのが見つかりました。よく見ると一個だけではありません。一つのイガは完全に開いていて中の実がすでに落ちていました。下を見ると確かに実が地面に落ちていました。今年の栗の初物です。しかも初なりの栗の実ですから拾って大事に持って帰りました。9月の初めに実った栗の実ですから時期的に早いですよね。我が家の栗園の栗は9月の中旬から収穫が始まります。だからその品種より早く熟する性質を持つものかもしれません。

 


もう栗の実が取れました

 

初物の栗の実です

どうやって食べましょうか。栗の実はこのままでは食べられませんからね。

 

翌日のことです。どうしても味見したくなったので3個ほど拾ってきました。そして小鍋で30分ほどゆでて食べてみました。

 

 

剥くときに鬼皮は取れやすいことが分かりました。そして、甘さはそれほどでもありませんでした。早モノにうまいものなしとの言われもありますがその通りでした。

それでもやはり栗の味を味わうことはできました。