曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

春の京都 3. 昼食

2018年04月13日 | 日記

今日の花

鷹ヶ峰の椿 黒っぽい赤色ですが、こんな色もいいですね。 

 

 


 午後の京都散策の予定は 鷹ヶ峰です。それで近い所でと考えて同じ鷹ヶ峰にある「しょうざんリゾート京都」の中にある京料理の店千寿閣に予約を入れました。

「しょうざんリゾート京都」というのは、着物のしょうざんの松山正雄が風光明美な鷹ヶ峰の地に35000坪もの広い土地を求め、和風庭園と峰玉亭という宿泊のできる着物展示用の建物を作ったのが始まりで、総合リゾートとして楽しめるようホテル・レストラン・プール・ボーリング場・結婚式場などの設備を整えて今に至っています。古都の雰囲気にはそぐわないような気もしますが京都人は常に新しがり屋でもありますのでこれはこれでよいかなと感じました。予約していた千寿閣は静かな部屋でお食事ができて、とても良い雰囲気でした。窓の外はもうすっかり新緑の季節でした。

千寿閣の門の前はこんもりとした小山になっていますが、これは秀吉が16世紀末に作った京都の城壁「御土居」の一部が残されたものです。京都の街の中と外を分けるために作った土塁ですが、ここと他にも少し残っていますが今ではほとんど残っていません。

 

 


しょうざんリゾート京都

 

右の建物がボーリング場です。

結婚式用のチャペルでしょうか。

前の洋風の建物は中華料理の店です。

料亭 千寿閣 です。

千寿閣の二階から下の庭園を見る。今回は庭園を歩くことはできませんでした。

最初に作られた峰玉亭の正門

 

 

秀吉の作った御土居

御土居の上から桜の花びらが牡丹雪のように落ちてきます。

もう、清々しい新緑の季節になろうとしています。

お腹もいっぱいだし、幸せそうですね。  日ごろの習慣で、ちょっと一と時「お昼寝」ができるともっと幸せなんですけどね。