曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

雨の日の 楽しみ

2018年03月19日 | 日記

今日の花

一輪の椿  昨年の春に挿し木したつばきです。たった五枚の葉の力で一輪の花を咲かせるのですからすごいですね。

 

 


 春はよく雨が降りますが、特に今日は朝から休むことなく一日中柔らかな春雨が降っています。外の仕事はできないので作業場のかたずけなどしていると珍しい友人がひょっこりと訪ねて来ました。入れたばかりのコーヒーを飲みながら話が弾みました。作業場は少し寒かったのですがこんな日には古い友と話すのは楽しいものです。この友人は昔の釣り仲間です。彼とゆっくり話すのも久しぶりだったので大かた3時間も話して帰りました。釣りは一生の趣味と言われていますが私は10年余り前にやめました。それでも釣りは30年続けたのですから一応その道を極めたつもりです。

釣りをやめてからは蝶の世界に入り、10年余りが経ちました。なんとか虫たちと友達になれたようだし、全国各地の虫を愛ずる人たちとも知り合いになることができました。蝶の飼育小屋にはいま4匹のアサギマダラの幼虫がいます。そして庭のキジョランにも4匹の越冬幼虫がいます。今の所みんな順調に育っています。昨年は非常にたくさんのアサギマダラを飼育したのですが、過密になると餌のことや環境の問題もあっていろんなトラブルがありました。今年は少なめでゆったりと飼育観察をしています。全員無事に育ってほしいと思っています。

午後は家の中でのんびり過ごしました。今日は家のものもいないので一人で音でも楽しもうとしばらく触れていない楽器を取り出し、音を楽しみました。一番簡単な楽器は声ですね。アカペラで歌うのもいいものですが、伴奏楽器が加わるともっと楽しいものです。ピアノでもいいのですが久しぶりでギターを取り出してみました。ギターはケースに入ったまま何年になるでしょう。取り出して調弦してみると、ガットも何年張り替えていないのか分からないほど古いものですが一応音程がそろいました。弾き始めてみると、手がコードの形を忘れているのです。一つ一つ和音から考えなければなりません。それでも歌いながら弾いているうちに、不思議なものですね、指が自然に形になって行きました。手が自分で思い出して来たのでしょう。しかし、久しく弾いていないのでしばらくすると左手の指が痛くなって弾けなくなってしまいました。昔良く弾いていた学生時代と違って、今は歌が歌いたかったらカラオケという便利な道具があります。楽ですよね。未来の音楽はどんなことになって行くのでしょうね。きっと私たちに想像もできない楽器が生まれているかもしれません。

 


今朝のアサギまだの幼虫

 

以上が飼育室の中の幼虫です。それぞれ卵の時期が違うので大きさもまちまちです。

 

 


 午後の音楽

ピアノは先日調律していただきました。確かに気持ちのよい音がします。 

 

チェロは最も経験の浅い楽器ですから調弦するたびに第一弦は何の音だっけ??? となります。

 

 

ギターは1965年の製造ですから、50年以上たちました。ギターは作ってから50年すると本当の音になると言われていますが私の腕ではどんな音が出ることでしょう。製作者の方には申し訳ないことです。

 

 

子供のころからいろんな楽器にさわるのは好きですが、自慢じゃないが何一つまともに弾ける楽器はありません。最後の楽器としては声にかけましたが、鍛え方が足りず中途半端に終わっています。時々コーラスの練習には行っていますけどね。