曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ヒレンジャク(緋連雀)の群れに出会いました

2018年03月16日 | 日記

今日の花

つばき  他にも花はたくさん咲いていますが、やはり今は椿ですね。

 

 


一昨日スティーブン・ホーキング博士が亡くなりました。彼は新しい宇宙論を次々と発表して、私たちに宇宙への夢を与えてくれました。宇宙は空間的には広すぎ、時間的には長すぎて私たちには捉えどころがありません。でも彼は私たち素人にもわかりやすく宇宙のことを解説してくれました。そして若い時に発症したALS(筋肉の委縮してゆく難病)のため「車いすの物理学者」として世間に知られていましたが、進行する病気に侵されながらも、50年もの間研究活動を続けられたことは驚くべきことです。宇宙への夢を沢山いただいたことに感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。

さて、昨日の出来事ですが、ヒレンジャクのことは桜の話と全く関連が無いので話題を今日にしました。昨日の午後待ち合わせのため東和総合センターの前に行きました。車でゆっくり駐車場に入ろうとしていた時です。突然目の前に鳥の群れが現れ、私の真上を旋回して道路沿いの電線の上にみんな並んで止まりました。その鳥はスズメよりは大きくヒヨドリくらいの大きさですが、普段見慣れているヒヨドリとは飛び方が違うので、その時には何の鳥かわかりませんでした。普段見掛けない鳥であることはすぐにわかったのでカメラを持って電線の下までそっと寄って行きました。電線に止まっている所をよく見ると連雀であることは分かりましたが、黄連雀か緋連雀かは区別が付きません。どちらにしても珍しい鳥ですからチャンスを逃さず写真にとりたいと思い、人は待たせておいて出来る限り近寄って写真にとりました。普段持ち歩いている標準レンズですから鳥の撮影には向きませんが、こうな場合には仕方がありません。きれいな写真は取れませんでしたが、ヒレンジャクに出会うのは何年ぶりでしょうか。とてもきれいでかっこいい鳥ですからじっくり撮りたかったです。

 


突然現れたヒレンジャク

 

 

近くの木にとまったので、ようやく尾の先が赤い所が撮れました。

 

 

小さい写真やボケたものばかりなのでヒレンジャクの姿がよくわからないと思います。それで1枚ネットから借りてきました。

こんな鳥です。

冬鳥ですから日本では11月から5月ごろまで見られます。連雀と言う名前の通りスズメが連なって止まっている姿に似ています。平安時代から連雀と呼ばれていたそうです。夏の間の繁殖地はシベリア東部から中国の北東部のあたりです。

何年か前に、我が家の真ん前に群れがやって来て驚きました。