医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

恐怖のQR

2024-09-01 04:04:20 | 薬局
時代について行けない自分を思い知らされる。 

先日、浅草橋で家内と一緒に飲みに出た。
浅草橋には気の利いた店が少ない。
ちょっといいなぁと思う店は何度も行くので飽きている。
今回は趣向を変えて焼き肉にしようと決めた。

部屋から近い店に入った。
席について店の人が「ご注文はこちらから」とQRコードを示された。
家内と私をお互いに顔を見合う。
やったことがない。
何時もは一緒の誰かが注文してくれる。
仕方がないから私が注文した。

テーブルにはおしぼりと焼き肉のたれが運ばれてきた。
炭火のしちりんも用意された。
そして待つ。
いつまで経っても”とりあえずビール“が届かない。
しばらくして外国人の店員に「注文は飛んでなかったでしょうか」と聞いてみた。
カウンターの奥に入って行き、戻って来て「注文は入っていません」と返事があった。
あらら!

QRコードが使えない。
思わず席を立って「ごめんなさい、また来ます」と逃げるように店を出た。
ドアを閉める時に、小さな声で「二度と来ない」とつぶやいていた。
どうしようもない迷惑おやじだとささやかに反省している。

それから浅草橋のガード下を徘徊する。
同じ体験はしたくない恐怖にかられる。
次に入った焼き肉屋が同じようなQRコードからの注文だったら…。
何となくQRコードがなさそうな店をやっと探した。
テーブルについて注文を出すまでドキドキする。
「生ビール2つお願いします」の注文に「生中2つ」の声が聞こえた。
あぁ~良かった。

土曜日はドラッグストアショーに行ってきた。
参加入場にはQRコードからの登録が必要だと入り口で止められた。
仕方がないのでスマホで挑戦するがなかなか思うように記入できない。
やっとの思いで入口に行くとプリントアウトがないとダメと言われる。
始めから言えよとイラ!
プリントの窓口が6番と言われ会場の端まで行く。
そこでプリントをお願いしますと言うと「名刺2枚でいいです」と、ナニコレ!
はっきり言って3回ほど帰ろうかと思ったが、一緒の人に”我慢、我慢”と押しとどめられた。
中に入ると何かとSNSへと登録だとか、ここでもQRコードが出てきた。
対応できず!

何となく今の時代には生きていけないむなしさを感じた。
思わず、もう札幌に帰ろうかなぁ・・・。
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