医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

要る、要らない

2024-10-02 04:17:21 | 薬局
どうしたらいいのか高齢者泣かせのマイナンバーだ。

全国健康保険協会から「令和6年12月2日以降の受診方法」と言うパンフレット良ようなものが送られてきた。
12月2日から何か変わるのか?

そのパンフレットには「『資格情報のお知らせ』をお送りいたします」とある。
「資格情報のお知らせ」を切り取って保管せよとある。
12月2日以降に受診できないと困るので、仕方なく読んでみた。
要は、オンライン資格確認等システムを導入している医療機関への受診はマイナ保険証が利用できる。
これは当たり前だ。
ところがオンライン資格確認等システムを導入していない医療機関等への受診について書かれているようだ。
その場合はマイナポータルの資格確認画面をマイナ保険証とともに提示すると受診可能とある。
そもそもマイナポータルの資格確認画面など使えない。
さらに、スマートフォンを持たない人は、切り取った「資格情報のお知らせ」をマイナ保険証とともに提示とある。
何とも面倒な話だ。

そもそも、こんなお知らせが要るのか。
「オンライン資格確認等システムを導入していない医療機関等」があること自体がおかしな話だ。
療養担当規則にて2023年4月からオンライン資格確認を導入することが原則として義務付けられている。
それにもかかわらずオンライン資格確認等システムを導入していない医療機関を想定しての「資格情報のお知らせ」である。
療養担当規則で「原則義務化」にしたんなら、それに従わない医療機関の保険指定を取り消せばいいだけじゃないか。
それを助けるような仕組みを作るから現場は混乱する。
私のような高齢者も混乱する。

送られてきた「資格情報のお知らせ」は無くさないようにと書かれているが、使うことは無さそうな気がする。
そして、高齢者はどうしていいのか悩む。
しかも、こんなに早くから渡されても忘れてしまう。

いつも感じるが、やることに徹底さがなさ過ぎる。
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