医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ピッ、ピッ、ピッ、ピ!

2018-04-24 05:37:43 | 薬局
見直したい、考えたい。

先日、マーケティングの4Pについて触れた。
マーケティングの4Pとはプロダクト、プライス、プレイス、プロモーションの頭文字のPである。

先ず、プロダクトであるが、あなたの薬局の製品・サービスは何ですか。
患者が望んでいるサービスですか。
望んでいることのミスマッチは生じていませんか。
それは他の薬局とどこが違いますか。
優位ですか。
差別化出来ていますか。

プライスでは値段は安い方が良いですか。
患者負担が増えても感謝されるサービスはないですか。
安さだけなら、なぜ後発医薬品を選択しない患者がいるのですか。
安さに勝る価値は何ですか。
あなたは安い中国野菜を選択しますか。
知らない内に食べていませんか。

プレイスでは患者がどのエリアから来ているか知っていますか。
実際に患者がどこから来ているのかプロットをしてみたことがありますか。
どの様に来るか知っていますか。
車ですか、徒歩ですか。
あなたの徒歩圏域はどこまでですか。
近所に「通院が困難なもの」はいませんか。
その患者を薬局で待っているのですか。

プロモーションでは地域に向けた活動は何をしていますか。
地域で自薬局はどれだけ認知されていますか。
どこの医療機関の処方箋でも対応できることを知っていますか。
処方元の医療機関の専門薬局だと思われていませんか。

こんな振り返りが必要になっている様に思う。
自分では出来ているとの思い込みが恐い。

マーケティングの4PはSWOT分析で出した「戦略」を実践する「戦術」を練るきっかけである。
この実践項目をより具体的な計画に落とし込み、期間を決めて実践する。
期間が来たら振り返り(評価)を行い、出来ている部分を伸ばし、出来ていない部分は何が足りないのか、やり方はいいのかを考える。
そして、さらなる計画を練って再度挑戦する。
これをPDCAサイクルを回すという。

時代は待ったなしだ。
一緒に考え、一緒に悩み、一緒に人生を謳歌しよう。

長岡の醤油しょうがラーメンが美味しかった。
今日は東京に戻らなきゃ。


コメント (2)
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