医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

便利な世の中

2018-04-09 06:05:56 | 薬局
先日いただいたコメントから想像すると。

私は月に1度、血圧の薬をもらうためにクリニックを受診している。
はっきり言って待合室で待つのは嫌だ。
時間がもったいない。
それとどうも病人ばかりのせいか気がめいる。
出来ればオンライン診療にして欲しい。

オンライン診療には、いろいろ規制はあったが患者の利益が優先され、今では連続して長期でも可能となった。
さすが規制改革推進会議の力だ。
医師に相談するとちょっと嫌な顔を見せるが対応してくれることになった。
お陰様で、そのために持つ事が許されたスマホのアプリから、予約した時間に受診がいとも簡単に出来る。
血圧は時計式のウェアラブル端末から随時クリニックに送信されている。
特に問題ななさそうだ。

「では、いつものお薬を出しておきますね」とあらかじめ設定された”電子処方箋“が薬局に送信される。
電子処方箋を受け取った薬局では調剤された薬を郵送してくれる。
わざわざ薬を取りに行く手間がない。
薬は翌日には届いている。
しかも私が最も受け取り易い職場に届く。
薬を受け取ったら、こちらから薬局に連絡する。
服薬指導はスマホの画面To画面で行われる。
これも患者利益優先なのか規制改革推進会議で「遠隔服薬指導」が解禁になっていた。
ありがたい世の中だ。

ここはサービス面でも素晴らしい。
定期的に健康に良さそうな有機栽培野菜などが無料で送られてくる。
仕組みとしてはモニター登録が必要で、定期的に感想などを送っている。
それにしても旬が届くのは嬉しいものだ。
このモニターが何の役に立っているのかは不明だ。

そう言えば、最近では街中に薬局が少なくなったような気がする。
普段あまり利用する機会がなくなったので、少なくなったことさえ忘れていた。
薬を安くもらいたければドラッグストアが最適だ。
何と言っても送料分だけでも安い。
ついでに買い物もできる。
今ではドラッグストアなのかスーパーなのか業態の区別はない。
スーパーが調剤を扱い始めている。
そう言えば10数年前になるがアメリカのスーパーには、調剤コーナーが欠かせないアピールだと説明を受けていた。

便利な世の中になったものだ。

って、ならないようにもっと強く主張する薬剤師組織の必要性を感じている。

今日は新人研修だ。
夢のある「夢」の話をしよう。





コメント
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